阪神大賞典2024予想
近7年で優勝=3人気内、連対≒6人気内

あみー
14期 予想歴16年

◎テーオーロイヤル
  1着/2人気

△プリュムドール4着/7人


阪神大賞典はコース形状などから中長距離指向のキレ・持続力上位馬(≒6人気以内)の期待値がやや高い重賞。
 阪神大賞典2024の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


推奨馬は以下の2頭(3/13 17:48)

◎ テーオーロイヤル【▲+α・単勝~連軸】
○ なし
▲ なし
△ プリュムドール【○-α・複穴】

想定買い目=単勝:◎


結果から考える狙い方「阪神大賞典2024」
[期待値:普通~やや低い↓?]
出走頭数≒11.2頭/フルゲート16頭(Aコース。B=同数)
※ 負担重量 引上げ≒主流血統↓。米国型↑(主にマイル以下)、欧州型↑(主にマイル以上)

券種未検証:中長距離指向のキレ・持続力上位馬(≒6人気以内)
   馬場の高速化が影響してか長距離指向が強いとスピード不安
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【!-0】以下の基準は近7年・2017年以降で共通。それ以前は血統や有効戦績のズレが増える。
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【!-1】各配合の有効戦績は1に近いほど優勝馬(+上位人気)の該当が多くなりやすく、
   3に近いほど優勝から遠ざかるも人気薄の該当が多くなりやすい。
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【○】父:SS系スタミナ型全般×母父:『欧州型 or <親系統>Northern Dancer系』
    |-- 現1>古2b.前年以降:『有馬記念 3着内&上がり3位以内』or『菊花賞 5着内+芝2200m重賞 優勝&上がり3位以内』
    |-- 古1a.前走:芝2200m・3勝クラス以上 3着内&上がり3位以内(≒大型馬)
    |-- 古1b.前年秋以降:芝2000m重賞 3着内(≒小柄な馬)
    |-- 現2=古2a.前年以降:中央4場 芝2400m・3勝クラス 優勝&上がり3位以内
    `-- 現3.同年:ダイヤモンドS 上がり3位以内
   現トレンド?:優勝4回(2・1・3・1人気)、2着3回(5・5・2人気)、3着3回(3・9・4人気)
    父母間でHyperionを強調した配合が多い。
    近4年と2017年(=時計レベルが標準、例年より早い)が該当。
   古いトレンド?:優勝2回(1・3人気)、2着2回(6・4人気)、3着2回(10準・1人気)
    父×母父でHail to Reason強調型が多い。
    2019・18年が該当(2021年は重馬場でも現トレンドに該当)
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【▲】[現トレンド?]父:欧州型全般
    |-- 1.前年以降:芝3000m以上・古馬重賞 優勝&上がり最速
    |-- 2.前年以降:『有馬記念 3着内&上がり3位以内』or『菊花賞 5着内+芝2200m重賞 優勝&上がり3位以内』
    `-- 3.前年秋以降:中央4場 芝2400m・3勝クラス(≠重賞・古馬OP) 優勝&上がり3位以内
   優勝1回(2人気)、2着2回(1・2人気)、3着2回(5・5人気)
   近4年と2017年(=時計レベルが標準、例年より早い)が該当。
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 コース形状などから中長距離指向のキレ・持続力上位馬(≒6人気以内)の期待値がやや高い重賞。


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【○】父:SS系スタミナ型全般×母父:『欧州型 or <親系統>Northern Dancer系』
    |-- 現1>古2b.前年以降:『有馬記念 3着内&上がり3位以内』or『菊花賞 5着内+芝2200m重賞 優勝&上がり3位以内』
    |-- 古1a.前走:芝2200m・3勝クラス以上 3着内&上がり3位以内(≒大型馬)
    |-- 古1b.前年秋以降:芝2000m重賞 3着内(≒小柄な馬)
    |-- 現2=古2a.前年以降:中央4場 芝2400m・3勝クラス 優勝&上がり3位以内
    `-- 現3.同年:ダイヤモンドS 上がり3位以内
   現トレンド?:優勝4回(2・1・3・1人気)、2着3回(5・5・2人気)、3着3回(3・9・4人気)
    父母間でHyperionを強調した配合が多い。
    近4年と2017年(=時計レベルが標準、例年より早い)が該当。
   古いトレンド?:優勝2回(1・3人気)、2着2回(6・4人気)、3着2回(10準・1人気)
    父×母父でHail to Reason強調型が多い。
    2019・18年が該当(2021年は重馬場でも現トレンドに該当)


ゴールデンスナップ
父:SS系スタミナ型×母父:欧州型Roberto系。
父×母父を中心にHail to Reasonを強調した配合。3勝クラス未勝利でどの有効戦績にも該当せず。もっとも近いのは「古1a.前走:芝2200m・3勝クラス以上 3着内&上がり3位以内(≒大型馬)」ですが、過去の好走馬と比較すると馬格の特徴にズレがあります。


サヴォーナ
父:ディープインパクト系(米国型 内包)×母父:欧州型デインヒル系+Storm Bird 4x5。
菊花賞 5着ですが『菊花賞 5着内+芝2200m重賞 優勝&上がり3位以内』に該当せず。近2走:530kg以上の馬体+Storm Bird 4x5では伸びのある末脚を薄めていそう。超長距離では米国指向のパワー・筋肉がマイナスになるのでは。


ショウナンバシット
父:ディープインパクト系(欧州型英国指向 内包)×母父:米国型Sadler's Wells系。
有効戦績に該当せず。母系の米国色を父母間でもやや強調。超長距離で伸びのある末脚を使うのが難しそう。


シルヴァーソニック(有効戦績に該当せず)
父:SS系スタミナ型×母父:欧州型Nasrullah系。
父母間でRoyal Charger≒NasrullahもNorthern Dancer~Hyperionも強調する配合。有効戦績に該当せず。前年:天皇賞(春) 3着&上がり2位がどこまで効いてくれるか...といったところ。晩成の配合が効いたと仮定しても控えめな印から。


ゼーゲン
父:ディープインパクト×母父:欧州型Blandford系。
有効戦績に該当せず。


ディアスティマ
父:ディープインパクト×母父:米国型Mr. Prospector系。
有効戦績に該当せず。母系の米国色が強く、超長距離で伸びのある末脚を使うのが難しそう。


ディープボンド
父:ディープインパクト系(米国型 内包)×母父:欧州型Northern Dancer系、Lyphard系+Alzao≒ダンシングブレーヴ 4x3、Halo 4x4。
阪神大賞典 2勝を挙げていますが、好走したのは有効戦績からスピードの裏付けがあった年のみ。スタミナは健在でもスピード面の衰えが感じられ、よほどタフな決着パターンでないと厳しそう。


プリュムドール
父:SS系スタミナ型×母父:米国型Northern Dancer系。
父母間でRoyal Charger≒Nasrullahを強調する配合。馬場不問でバテにくい末脚を使えますが、トップスピードはそこそこ止まり。ただ、2走前・前年:アルゼンチン共和国杯 上がり2位が「現3.同年:ダイヤモンドS 上がり3位以内」に準ずる扱いができるかもしれません。相手関係次第では3着>2着候補にマークしても。


メイショウブレゲ
父:SS系スタミナ型×母父:米国型Nasrullah系+サンデーサイレンス 3x4、ノーザンテースト≒≒Vice Regent≒≒The Minstrel≒≒≒Nijinsky 5x5x5x4。
有効戦績に該当せず。前走の回顧をコピペ。
短評:(万葉ステークス2024 回顧)
 菊花賞馬などに米国色を絡めた配合で、Royal Charger≒Nasrullahでワンペースさを強調したり、ノーザンテースト≒≒The Minstrel≒≒Vice Regent≒≒≒Nijinsky 5x5x5x4で米国色を強調。菊花賞馬のバテにくさを引き継ぎつつ米国的なワンペースさが強調されています。今回の優勝を含めて軽斤量での優勝や直線平坦での好走が多いことにも米国型の影響を感じます。長い距離で活躍していることに反して欧州色が薄まっているので、重賞・特に起伏の負荷が高い条件ではパフォーマンス低下に注意。


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【▲】[現トレンド?]父:欧州型全般
    |-- 1.前年以降:芝3000m以上・古馬重賞 優勝&上がり最速
    |-- 2.前年以降:『有馬記念 3着内&上がり3位以内』or『菊花賞 5着内+芝2200m重賞 優勝&上がり3位以内』
    `-- 3.前年秋以降:中央4場 芝2400m・3勝クラス(≠重賞・古馬OP) 優勝&上がり3位以内
   優勝1回(2人気)、2着2回(1・2人気)、3着2回(5・5人気)
   近4年と2017年(=時計レベルが標準、例年より早い)が該当。


[地]アンタンスルフレ
父:欧州型Nasrullah系×母父:ディープインパクト。
父:トーセンジョーダン×母父:ディープインパクトだけなら芝対応できそうですが、ノーザンテースト≒≒Vice Regent 3x3の強いクロスで米国色を強化。芝で早い上がりを使うのが難しくなっていそうです。


ジャンカズマ
父:欧州型デインヒル系×母父:SS系スタミナ型。
有効戦績に該当せず。祖母:ソニンクは父:Machiavellian×母父:Nureyev。 底力(=ハイペース・失速耐性)を伴ったマイル以下向きのスピード性能を強調しやすく、超長距離ではマイナスになりそう。


テーオーロイヤル
父:欧州型キングカメハメハ系(日英指向 内包)×母父:SS系スタミナ型。
「【▲】[現トレンド?]父:欧州型全般+1.前年以降:芝3000m以上・古馬重賞 優勝&上がり最速」に前走がバッチリ該当。超長距離向きの柔らかさ・末脚は高いレベルにあり、人気を素直に信頼できそう。むしろ、柔らかさ(+小柄な馬体)が中距離~中長距離指向のスピード(+パワー)不足に繋がっていて、中距離実績が効く天皇賞(春)より阪神大賞典の方が期待値がずっと高そう。


ブローザホーン(有効戦績に該当せず)
父:欧州型Roberto系×母父:SS系パワー型+サンデーサイレンス 4x3など。
有効戦績に該当せず。父母間でHail to ReasonやNorthern Dancerを強調する配合。もっとも近い有効戦績は「3.前年秋以降:中央4場 芝2400m・3勝クラス(≠重賞・古馬OP) 優勝&上がり3位以内」ですが、父:欧州型の場合は底力(=ハイペース・失速耐性)の裏付けになる重賞実績ではなく、キレ(=直線スピードと急加速力)になる条件戦の実績が有効。父母間の配合からも中長距離指向のパワー・バテにくさを強調しやすく、超長距離では伸びのある末脚不足が響いてきそう。人気に見合う勝率を疑い、1~2着固定を避けた馬券で狙いたいです。


ユーキャンスマイル
父:欧州型キングカメハメハ×母父:SS系スタミナ型。
阪神大賞典 優勝+2着1回。その2回とも「【▲】[現トレンド?]父:欧州型全般+1.前年以降:芝3000m以上・古馬重賞 優勝&上がり最速」に該当していましたが、昨年(5着)に続いて今年も有効戦績に該当なし。

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該当する好走配合がない馬など

ワープスピード
父:米国型Northern Dancer系、Vice Regent系×母父:ディープインパクト。
「父:米国型」は近7年で好走馬がゼロ、4着以下3人気内が2頭。父は米国型Northern Dancer、母はTurn-toをそれぞれ強調する配合。馬場不問のバテにくさ・全体的なスピードに良さがありそうで、上がりの掛かる決着パターン待ち。近年は道悪でも伸びのある末脚が重要になりやすく、近2走の超長距離重賞より期待値が低下しそう。

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