大阪杯2024予想

編集長おくりばんと
08期 予想歴34年

◎タスティエーラ
  11着/1人気

○ステラヴェローチェ4着/7人
▲ジオグリフ5着/8人
△スタニングローズ8着/6人


大阪杯というのは基本的にはトリッキーコースとトラックバイアスもきつく出るコースなので

弱い馬にチャンスがある、ゆえに穴馬を狙うべき!というのが基本中の基本だと思います


ただ、それは基本であって、全てではない!

穴として狙いたい馬が、売れ過ぎてしまって、妙味がなくなっていたら、元も子もない

競馬は生き物!常に現在の状況を見極めて冷静な判断をしなければいけません



基本的な考え方からして、今回は内前を取れる確率が高そうな5,7,9を推そうと先週から考えていたわけですが

売れ過ぎ!!!!!!


で、このオッズの歪みがどこに反映されるかというと当然有力馬の方にくるわけで


タスティエーラが美味し過ぎ!!!!!(現在単勝5.5倍)


先週のナムラクレアについても同じことを言ったわけですが、ここのところ有力馬の人気が、ない!!

であれば買えばよい、というのが期待値馬券の発想です



期待値馬券=穴馬券というふうに誤解されている方も多いのですが、まったく違います

基本的には、穴馬というのは多くの人の目が行き届かず、来る可能性に比べてオッズが高くなりがちなので

期待値馬券=穴馬券、となることが多いですが


いまの、特にG1レースでは、逆転現象が起こっているかもしれません

期待値馬券=有力馬を買うこと、になっているかも。。


なぜなら、恐らくユーチューブ全盛の昨今にあって、

ユーチューバーさんは穴予想を当てないとなかなか評価してもらえないので、穴予想をしがち、、

その影響力が強すぎて穴馬が買われすぎているの、、かも、、


少なくとも高松宮記念と大阪杯のオッズからはそういった雰囲気が感じられるので

逆を突いた方がむしろ期待値が高そう

(先週もそうでしたが、穴予想から堅めの予想に切り替えるのは、外れた時を考えると、とても勇気が要りますし、来週以降こういった予想を続けるつもりは特にありませんが、、今日のオッズからはそれを感じます)



トラックバイアスは内伸びではあります

10Rでもやや速いペースでも5が粘っていたり、力が足りない1が健闘したりできていますし

内に越したことはないですが

バイアスが全てというほどには強くないですね

また、今日は良馬場で競馬が始まっているので、10R頃には完全に馬場は乾いていたはずですが少し時計はかかっていて

タフさもあり、内前がツルツルと簡単に残りやすい状況でもなさそう

超高速馬場ではなく、やや総合力寄りにもなってきている感じ


推奨馬3,9,6,5,10,4



3タスティエーラ

これは動画でもお話ししたのですが、本来本命にしたかった馬です

走法的にはこういったツーターンの狭いコースで上手に立ち回ってこそ絶好

以前から偉そうに言っていることですが、「本来はダービー馬に相応しい馬ではない、タイプが違う」

(レイデオロもそうでしたが)

ジョッキーのペース判断と巧みな手綱さばきで勝っているだけで、個人的には今後ジャパンカップや天皇賞秋で買うつもりはありません

この舞台でこその、地味な走法のレース巧者です

なのでここまで大きな不利のあった有馬記念以外ではどんな条件でも差なく走れています

(強いていえば共同通信杯の東京1800は合っていませんでしたね、4着は理解できます)

前走は直線の一番伸びかけたタイミングでもろに挟まれてしまっては仕方ないですね

その後もしっかり盛り返していたところにむしろ根性を感じました

本来はアクションも小さめの走法をしていて、捌いてくる競馬もできるはずで、内枠は活かせそうです



もちろん、繰り返しになりますが、スタートだけは心配

前走だけはやや立ち遅れたし、押しても少し反応が鈍かったように見えましたからね


ただダービーまでは良いスタートを繰り返していたし、菊花賞も距離を意識して控え気味に勢いをつけずに出たものでしたからね

折り合いに難がなく、操縦性の高い馬なので、ある程度押して位置を取りに行くこともできるはず

幸いなことに周りの1,2,4がスタートが遅い馬たちなので、とりあえずこれらより内前をキープさえしてくれれば

前走は馬込みのど真ん中に入る競馬でも何も問題がないことを証明できたのが、活きてくると思います


タスティエーラを軸とした場合、何らかの理由でペースが上がった場合にも馬券を拾うことができます

何かがスワーヴリチャードのようにまくって動かした場合や

5,7,9が突き合ってペースを上げた場合です

これらの場合には堅くはなってしまいますが、総合力に勝る10や2や8が一緒に来る形も想定できます


10ソールオリエンスは連系のオッズを見るとベラジオオペラよりだいぶ人気がないですが、評価を落とし過ぎでは

まずベラジオオペラ比でいうと、2度先着しています

苦手な左回りでも、ダービーで明らかに強い競馬で先着できている

枠がひとつ内ですし、斤量経験を積んでいることも大きいです

この2走が人気を押し下げているかもしれませんが

有馬記念は出負けして展開合わなかったこと、直線も進路を探り探りだったこと、距離も長かったことを考えると悲観する内容ではない

前走はトラックバイアスが厳しすぎる競馬で、むしろよく外から1頭だけ伸びてきました

右回りのこれくらいの距離がベストなので、展開次第では突き抜けても不思議ない



7ハーパーは狙いたい穴馬の1頭だったのですが

その中では最も、ここまでに見せた能力の最高値が低い、安定味はあるけれど、、というタイプなので

一番内枠が欲しかった馬

内側に5と6が入ってしまったのはマイナス、またオッズも渋くなってしまっている、、


9ステラヴェローチェは狙いたかった3頭のうちでも、一番前進気勢が強い馬

なので、田原成貴騎手の展開読みでも仰っていましたが、後手に回る可能性は低い

この馬のリズム通りに走らせた場合には、ハナになる可能性が高いとは思います

ただ、この内側に5,6,7が入ってしまったのは少し気掛かりで、1コーナーまでに交わし切れるか

中途半端に1コーナーに入ってしまうとロスが大きい

1コーナーまでの入り方に全てがかかりますね、ちょっとだけ人気しすぎたか、、


5スタニングローズ

枠の並びを見たときには、これと心中しようと考えましたが、

これが最もオッズが下がり過ぎてしまっている馬、、

中山記念で特にロスのない競馬でドーブネに先着され、リューベック・ショウナンマグマと差がなかったことを考えると

オッズとしては25倍はほしかったところかと思います


6ジオグリフ

内前に行けそうな馬の中ではこの馬が最も人気がなく、買いやすくなりました

前走もスタートは一番速いくらいに出ていて、この枠なら一番前に出る可能性まであります

前走は1コーナーでやや消極的になったところを外からマテンロウスカイに割って入られて

内ラチに挟まれて手綱を引くシーンがあり、その分ひとつ位置取りを落としたものの

盛り返して4コーナーから外を回って正攻法の競馬をしています

58キロを背負っていたことと回ったところを考えると、1,2着とそこまで遜色ない競馬で評価してよいと思います

やはり脚が上がらない小トビの走法だけに、ツーターンのこれくらいの距離なら安定して走れます

馬場が超高速馬場にはならなかったこともプラス



1ミッキーゴージャスはインベタするという話ですから怖いので、買い目に入れるか迷うところですね

前走は1頭外を回って勝ち、思ったより強かったです

ただ、瞬発力勝負で2,3を後ろから行って交わせるのかというとどうか

56キロが初めてというのもあり

人気もそこそこあるので妙味は感じにくいか



4ハヤヤッコ

カデナのようなイン突きの夢はこの馬に託そうかと!

国枝調教師も道中ロスなく回って、というインベタを示唆しているので

走法的には硬めのストライドの伸びない走法で、瞬発力に欠けるのでさすがに足りない!と消す予定だったのですが

今日の馬場が意外と時計がかかっているので、これならギリ馬券内はありうるかと

ここ2走のレース内容もかなり良くなっています

前走も4着とはいえ、かなり内伸びバイアスが強かった高速馬場で12番枠から外を回ってのもので、

少なくとも内内を回ったヨーホーレイクよりは強い内容

これも付け加えておきたい!函館記念ではローシャムパークと2.5キロ差で2馬身1/4差だったのですぞ!同斤量の今回、、逆転だ、、

58キロの斤量も背負いこなしていていますし

阪神コースはなんと天皇賞春の1度しか経験がないためほぼ未知数という魅力もあります

内枠で1頭だけ飛びぬけて人気がなく超大穴



16カテドラルは、まさか16番を引くとは思わず動画を作ったのですが

1と4がインベタを匂わせてきてしまいましたから、位置がかぶってしまいそうなのもあり、

それのさらに後ろからになるので、、


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