10期 予想歴7年
◎ロジユニヴァース
13着/5人気
○ブエナビスタ2着/1人
▲アーネストリー3着/3人
〈過去の傾向〉
過去10年の連対馬全てに近10走GⅡ以上のクラスで惜敗以上の実績があった。
19/20に2000以上で惜敗以上の距離実績があった。
前走凡走以下からの巻き返しは天皇賞(春)組と海外組だけ。巻き返しには近10走で2200以上のGⅡ勝利実績が必要。
〈血統〉
良馬場ではターントゥ系、重馬場ではノーザンダンサー系が良い。今回は重馬場になりそうで、稍重で勝ち馬を出しているフレンチデピュティとサドラーズウェルズの配合のメイショウベルーガに注目。
〈展開〉
先行馬が少なくスローになる……と思っていたが、早めにレースが動くコース形態に加えて、道悪になり、単純な瞬発力勝負にはならなそう。平均ペースを想定。
〈馬場〉
スタートから1コーナーまでが525mと長く、スタート直後に下り坂。先行馬がスピードに乗りやすいため、ペースは速くなりやすく、馬群は縦長になりやすい。最後の直線が短いので仕掛けは早めで、よーいドンの競馬にはなりづらい。先行馬が有利なコース形態ではあるが、持久力勝負を前でしのげるしぶとさが必要になる。差し馬も長く脚を使えるタイプを狙うべき。土曜日はバリバリの重馬場で、明日も乾くことはなさそうだ。
〈結論〉
◎ロジユニヴァース
○ブエナビスタ
▲アーネストリー
△メイショウベルーガ
最初は過去10年の連対馬のステップレースに注目して、有力なステップである春天と金鯱賞の勝ち馬を本命、対抗にするつもりでした。アーネストリー本命に関して、チキン馬券師さんとおくりばんとさんにコメントを頂いたのですが……すいません、予想を変えます。
理由はやっぱり馬場状態。春天も金鯱賞も超が付く高速馬場の京都で行われたレースでしたが、今回は道悪の阪神内回り。求められる適性が違います。2頭とも前走の競馬を評価されて人気になっていると思いますし、さらに遡っても高速馬場の平坦コースで結果を出してきた馬ですから、今回の条件はベストではないと考えます。
アーネストリーには馬格がありパワーもありそうですし、先行できるので前残りの可能性を考えて3番手評価、斬れる末脚が武器のジャガーメイルは消しました。
代わって本命にしたのはロジユニヴァース。去年のダービーで本命にして期待に答えてくれたこともあり一番応援したい馬でしたが、時計の裏付けが全く無く、ローテーションも良くないので消そうと思っていました。しかし、道悪になれば話は別です。不良馬場のダービーを圧勝したように道悪は得意中の得意。ラジオNIKKEI杯で時計のかかる阪神内回りという条件を圧勝していますので、コース適正も高いと思われます。前走の日経賞は6着でしたが、長期休養明けで+24ということを考えれば決して悲観するような内容ではなかったと思います。レース間隔は開いていますが、叩いて上昇するタイプでもないのでマイナスではないと判断しました。
対抗はブエナビスタ。どんな条件でも一生懸命走ってくれます。血統的にも道悪は苦にしないでしょう。ヴィクトリアマイルからのローテーションは不安要素ではありますが、連対馬を出している安田記念と同条件のレースですから、ローテーションだけでバッサリは危険だと判断しました。
3番手は当初本命予定だったアーネストリー。前々走の中日新聞杯は上りのかかる持久力勝負で、前走の金鯱賞では瞬発力勝負で、共に先行して快勝していますので、適性の幅はかなり広いように思います。血統的にも去年2着のサクラメガワンダーと同じグラスワンダー産駒。重馬場になったため評価を下げはしましたが、大きな魅力を感じる1頭です。
メイショウベルーガを押さえます。春天の回顧で次走狙い馬に指名した馬。前走は不利もあって度外視できます。京都の2200、2400がベストだとは思いますが、重馬場で買いたい血統ですし、瞬発力勝負よりも上りがかかる流れの方が向く本格派の末脚を持っている馬なので、この舞台、このメンバーでも期待できると思います。
馬券はロジユニヴァースからワイドを流します。
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