14期 予想歴41年
◎ランスオブクイーン
14着/6人気
○クイーンズウォーク15着/3人
▲タガノエルピーダ7着/7人
△ステレンボッシュ3着/2人
母方にアメリカ色の血統背景を持つタイプに注目したい。
内回りコースで行われる為、前向きさやスピードが前面に出ていた方が良い。
阪神開催ではあったが、2022年の結果が良いサンプルだ。勝馬スタニングローズと2着馬ナミュールは母方にフレンチデピュティの血を持っていたが、3着馬スターズオンアースは母がイギリス産とヨーロッパ色がかなり強い血統背景を持つ。道中14番手から競馬を進めたが、最後は届かずの結果となった。
◎ランスオブクイーン
(血統)
父タリスマニック
母父マンハッタンカフェ
(オプション)
「2勝→G1」格上げ、多頭数内枠。
母母チェリーコウマンは、現在は廃止となってしまったウインターS(ダート2300㍍)の勝馬。当時はダート番組は現在のように充実しておらず、「フェブラリーS」ですら、「フェブラリーハンデ」というG3のハンデ戦だった。G3と言えどもダート重賞は希少で、実質「ダート界のチャンピオン決定戦」としての意味合いが強かった。フェブラリーH同様、ウインターSは今のダートG1に匹敵するレースだと言って良い。
父スプレンデイドモーメントはアイルランド産も、その父はストームバードでアメリカ色。母チェリーガールの父クラウンドプリンスもアメリカ色。母母は古来から日本で大事にされて来た血統で、アメリカ的なパワーと前向きさ、そしてスタミナを兼ね備えたタイプ。それ故に、牝馬でありながらウィンターSのような長距離ダート重賞を制する事が出来たのであろう。
チェリーコウマンの影響力はかなり高い。
初勝利は芝1000㍍で逃げ切っている事から、前向きでキツい闘志を持ち、パワーが身上のタイプが基本だろう。
その産駒アンバルブライベンは京阪杯を逃げ切っている。
ランスオブクイーンの母であるマイプラーナもダートのスプリント路線で4勝。兄ランスオブプラーナは毎日杯を逃げ切っており、この牝系の出世馬は総じて前向きさが取り柄となっている。
オークスのパフォーマンスは、正直かなり化け物染みているように感じている。
1点目は、 "最下級クラス(未勝利)→最高峰クラス(G1)" という驚異的なギャップを克服している事。
もう1点目は、前半57.7秒という激ペースを3番手追走から、直線で先頭に躍り出る内容。ステレンボッシュに交わされてからも、なおも執拗に粘りを見せて、ライトバックやクイーンズウォーク相手にクビの上げ下げの勝負に持ち込んだ内容である。
そんな事から、今回はこの馬をイチ推ししてみたい。
1番人気 △チェルヴィニア
初勝利は2戦目の距離延長。休み明けの桜花賞を叩かれての距離延長のオークスで変わり身。叩き良化型のステイヤーか?
この後のエリザベス女王杯で狙いたい。
2番人気 △ステレンボッシュ
血統やレース振りからも、差して届かずパターンか?
エピファネイア産駒の活躍馬はピークの短い産駒多く、鮮度が失われるにつれ、パフォーマンスを落とす公算大で。
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