14期 予想歴42年
◎ミーントゥビー
14着/6人気
○エリカエクスプレス1着/2人
▲ジャルディニエ11着/7人
△ニシノラヴァンダ16着/11人
×レイユール
基本は「高速前残り」質に "似た" レース。1200〜1500㍍の短い距離の経験がプラスに働きやすく、実際近年の好走馬の大半は、1600㍍よりも短い距離を経験していた。
若駒の1600㍍以上の下級条件というのは、スローで流れる事がほとんど。マイル戦らしい速い流れを体験していない馬は、このレースの流れで戸惑うのだろう。
"似た" と表現したのは、物理的に高速前残りではないという事。実際には差し馬がこのレースを圧倒している。
2024年
イフェイオン 4→4→4
マスクオールウィン 13→13→11 ※1200、1400㍍経験
ラヴスコール 8→7→7 ※1500㍍経験
2023年
キタウイング 15→15→9 ※1200㍍経験
メイクアスナッチ 13→10→9 ※1200、1400㍍経験
スピードオブライト 1→2→2 ※1200、1400㍍経験
2022年
ライラック 16→9→10
スターズオンアース 5→5→4
ビジュノワール 12→12→10
2021年
ファインルージュ 9→9→7 ※1200、1400㍍経験
ホウオウイクセル 9→11→10
ベッラノーヴァ 13→14→15 ※1400㍍経験
2020年
スマイルカナ 1→1→1
チェーンオブラブ 6→10→9 ※1400㍍経験
ポレンティア 10→5→5 ※1500㍍経験
ニシノラヴァンダのように1200㍍の重賞で逃げるような馬が、体力を充填して参戦してくるタイミングだ。ハイペースが期待出来る環境下。ここは、速い流れのレース経験が生きると考える。
◎ミーントゥビー
(血統)
父リアルインパクト
母父フジキセキ
「逃げ→追い込み→先行」位置取りショック、「G1→G3格下げ」
父リアルインパクトは安田記念勝馬、高速前残りのNHKマイルC勝馬ラウダシオンを輩出。母父フジキセキは、ストレイトガールをはじめ、コイウタ、エイジアンウインズといった、1200〜1400㍍質のスピードを武器に高速マイルを乗り切るような馬を多数輩出させた種牡馬で、血統背景的にスピード面では申し分ない。
今回先行への位置取りショックなら、アメリカ的前向きささを助長する良いステップとなるし、メンバー弱化で「苦→楽」要素の大きいレース。
勝つ時は最速上がりで、好走するとダメージを残して次のレースは凡走。つまりが、一生懸命に走っては反動を残すタイプで、「◯✕◯✕…」という成績になりやすいタイプ。今回は凡走後で疲労が抜けるタイミングだ。
○エリカエクスプレス
(血統)
父エピファネイア
母父ガリレオ
(オプション)
外枠。
経験不足がネックとなりそうだが、鮮度要求が高く、逆に豊富な経験がマイナスになるのがエピファネイア産駒の特徴。能力の高さを見極められたのであれば、旬が終わる前にさっさと馬券を押さえておくのがこの手の馬の鉄則となる。
母はダンチヒ持ちで、馬格もしっかりしている。仕上がりが早く完成度も高い。実際、スタートではガツガツ手綱を扱くことなく先手を奪い、終いはステッキを抜く事無く後続を千切り、モノが違っていると言った内容。
出走馬のこれまでの競馬を全て見れば、この馬か、2勝馬という結論なるはず。
体力主導タイプで、基本は非根幹距離向きも、体力的な完成度が違い過ぎる感。力で押し切る事も可能と見る。
✕レイユール
半姉シンリョクカは、デビュー当時から440kgとそれなりに馬格があり、2歳時から活躍出来たが、この馬は馬体が増えた前走ですら416kgと小柄で非力。実際前走は、少頭数のスローであったにも関わらず、スタートの出も悪ければ、道中最後方と追走にも苦しむ始末。経験馬相手に、現状での加速性能の悪さを露呈した。今回はさらなるペースアップで、追走に難を示す事は容易に察しがつく。
姉シンリョクカも、古馬になり馬体が増えると共にパワーを付けて位置取りを上げ重賞を勝つようになった。
スピードはありそうなので、今後の成長に期待したい。
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