クイーンC2025予想

夏影
14期 予想歴42年

◎スライビングロード
  5着/9人気

○ティラトーレ8着/7人
▲エストゥペンダ3着/6人
△ロンドボス10着/10人


 近年ではアカイトリノムスメやスターズオンアースといった馬がこのレースを使ってG1馬に輝いており、言わずと知れた出世レース。基本は、主力牧場で生産育成された馬を狙うが基本。
 しかしながら、マディソンガールは血統だけで人気になっている感が強い。ショウナンザナドゥ、コートアリシアンは重賞2戦以上使われて底が割れた感あり。鮮度も失われており、これ以上の上積みに期待は出来ない。

今回は、重賞キャリアの少ない主流血統馬に注目してみたい。

◎スライビングロード

(血統)
父レイデオロ
母父ダイワエルシエーロ

(オプション)
多頭数内枠、「未勝利→G3」格上げ、生涯初重賞。

 産駒の勝ち上がり率悪く廃用の噂すら立っているレイデオロだが、実は名牝系ウインドインハーヘア系の血筋を持つ。父は数多のクラッシックホースを輩出したキングカメハメハで、本来なら、主流的特徴が出ておかしくない種牡馬である。
 レイデオロ自身は、ダービーと天皇賞秋、種牡馬として最も価値を高めるG1レースを勝っており、サイズ的にも大きくもなければ小さくもないごく普通の大きさで、パワー寄りに偏る要素も少ない。
 初年度は散々だったが、それでもアドマイヤテラが菊花賞3着と力のあるところを見せ、トロヴァトーレがマイル路線でオープン入りを果たしスピードのあるところを見せている。
 日曜日には、連勝中のカラマティアノスが共同通信杯に挑んで来る。
 これまでは、産駒の成長の癖や育成のコツみたいなものが見出だせず、不振を招いていたのではないか?と考えている。今後は、出世馬をしっかり出してくるだろう。

 さて、そんなレイデオロとオークス馬との間に生まれた超良血馬がスライビングロード。
 1400㍍という軽さ求められる条件で、前走は上がり2位の末脚を発揮。0.3秒差を付けての完勝劇を演じている。追走スピード、末脚のスピード共に見張るものがあった。血統通りの能力があると見越して、この馬に期待したい。


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