フェブラリーS2025予想
根岸ステークス(G3)で2着に4馬身をつけて楽勝

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎コスタノヴァ
  1着/2人気

○ミッキーファイト3着/1人
▲エンペラーワケア5着/3人
△サンデーファンデー10着/8人
×タガノビューティー
×ドゥラエレーデ


まずは血統の傾向について…2021~22年はカフェファラオがレース史上2頭目となる2連覇を達成(2014〜15年コパノリッキーが初)。カフェファラオはミスタープロスペクターへと遡る父系だが、近年は同系統に属する馬が複数頭上位入線するケースが目立ち、レモンポップが勝った翌年を含め、2021~23年は該当馬によるワンツー決着でもあった。ほか、ストームキャットの血を引く馬が目下5連覇中(2019~23年)、ミスワキの血を引く馬が2020~22年に3連覇と勢いがあることも気に留めておきたい。とくに『血統内にストームキャット』という馬は歴代の勝ち馬にも多く、2005年メイショウボーラー(母父ストームキャット)、2007年サンライズバッカス(父父ストームキャット)、2016年モーニン(父父父ストームキャット)、2020年モズアスコット(母父父ストームキャット)、2023年レモンポップ(母父父ストームキャット)が該当する。
本命は前走根岸ステークス(G3)で2着に4馬身をつけて楽勝しコスタノヴァ。
父は2011年ドラセナ賞勝ち馬ロードカナロア。
代表産駒は2020年ブルーダイヤモンドステークス勝ち馬タガロアや2023年サウジカップ勝ち馬パンサラッサなどがいる。
母は2013年ビオラ賞2着馬カラフルブラッサム。
母父は2005年有馬記念勝ち馬ハーツクライ。

父ロードカナロア×母父ハーツクライの配合は2025年日経新春杯勝馬ロードデルレイなどがいる。


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フェブラリーS2025回顧
中山大障害のロシェル・ロケット騎手(平地は初)以来

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

次走狙い:コスタノヴァ
次走危険:ペプチドナイル


京都金杯からフェブラリーステークスまでほとんどメイン競走で来た、レイチェル・キング騎手。
女性騎手がG1勝ったのは、2002年の中山大障害のロシェル・ロケット騎手(平地は初)以来となった。

コスタノヴァの母カラフルブラッサムは2013年ビオラ賞2着馬で、母母のトロピカルブラッサムは2003年ミレイディハンデキャップ3着、3代母Barbara Sue(バルバラシュー)は1989年オークローンブリーダーズカップハンデキャップ3着とスタミナは申し分ない。
スピードはロードカナロアから受け継いでいるので、まあ1600mぐらいまでだろうって感じかな。

因みにレイチェル・キング騎手はオックスフォード近郊のウォーターペリー出身で、2006年にイギリスで騎手免許を取得した後、2014年にオーストラリアの騎手免許を取得。
その後、皆さんがご存知の通り、2023年のワールドオールスタージョッキーズにオーストラリア代表として招待され、初来日し第1戦のドーバーホークで勝利し、自身のJRA初勝利を挙げて女性騎手として過去最高の2位の成績をあげ、翌2024年に、東京新聞杯でサクラトゥジュールで初重賞制覇し、今日に至るってワケ。
一応短期免許は3月4日までですが、本免許(クリストフ・ルメールとミルコ・デムーロ)とってもらいたいですが、忙しいのでこの話は…
とりあえず、騎乗以来をくれた木村哲也先生、オーナーの吉田勝己さん本当にありがとうございました。


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