08期 予想歴15年
◎ボストンオー
7着/10人気
○ダノンムロー9着/8人
▲ビービーガルダン2着/1人
バーデンバーデンＣでボストンオーは前半３Ｆ32.7のハイペースと１分７秒台の高速決着をクリアして好走。最後モルトグランデとの叩き合いにもキッチリ先着、２着ではあったがオープンでも夏のローカルが舞台ならある程度の強敵とも互角に渡り合えることを再確認できる好内容だった。休み明けから叩き５戦目、上昇曲線を描いての重賞挑戦も実は絶好のタイミング。
ケイアイアストン、ラブミーチャン、シンボリウエストと混沌としたメンバー構成の割にテンに速い馬がそろったので、いくら函館といえども今回は簡単に前残りとも断じ難い雰囲気が漂う。
前半が速い前がかりの流れと上がりの少しかかる展開は、芝と走破タイムこそ違っても、福島芝1200と函館芝1200の共通項。前走と同じように直線でうまく内をすくえれば結構渋太いはず。
ダノンムローは終い一手の脚質で本来は函館芝1200に向いているとは思えないが、前崩れの展開待ちと割り切って決め打ち的な後方待機策なら無欲の好結果が出ても不思議はない。下級条件では重不良での勝ち鞍が目立ち、良馬場でも力の要る洋芝はほぼ間違いなくプラス。
メンバー中では実績最上位のビービーガルダンは酷量を背負うが、外目の枠は下手に内目で揉まれるケースを想定すると却って良かったか。洋芝で残したパフォーマンスも高く、ここは評価せざるえないところ。
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