高松宮記念2025予想
阪神カップ(G2)で0.1秒差の2着

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎マッドクール
  6着/4人気

○ナムラクレア2着/1人
▲ルガル7着/3人
△サトノレーヴ1着/2人
×カンチェンジュンガ
×ペアポルックス


まずは血統の傾向について…まず注目したいのはニジンスキーの血脈で、3連単278万馬券の大波乱となった2022年も上位入線した1着ナランフレグ(父母母父父)、2着ロータスランド(父母母母父)、3着キルロードの3頭は同血脈を保持していた。1200m初出走が話題となった2020年2着グランアレグリア(母父母母父)も母系でニジンスキーの血を3本引く配合が目にとまる馬だったが、直線の長い中京競馬場かつ持久力を問われる展開になることでニジンスキーの特性が活きている印象を受ける。ほか、ストームキャットの血を引く馬が2019~2021年に3連覇していることも興味深く、とくにスキャットダディは2019年1着ミスターメロディ(父)、2022年2着ロータスランド(母父)として存在感を放つ。また、2012年3着&2013年1着ロードカナロア(母父ストームキャット)は、種牡馬としても2021年ダノンスマッシュ(父父ストームキャット)、2023年ファストフォース(父父ストームキャット)と2頭の勝ち馬を出しているが、同馬も母父がストームキャットであることを念頭に置くべきだろうが該当する。
本命は前走阪神カップ(G2)で0.1秒差の2着とかなり惜しい競馬をしたコスタノヴァ。
父は2007年ウィンザーキャッスルステークス11着馬Dark Angel。
代表産駒は2013年ジュライカップ勝ち馬Lethal Forceや2017年ジュライカップ勝ち馬Harry Angelなどがいる。
母は2008年ガーネットステークス勝ち馬Mad About You。
母父は1987年グラデュエーションステークス勝ち馬Indian Ridge。

父Dark Angel ×母父Indian Ridgeの配合は2012年ジュライステークス勝ち馬Alhebayebなどがいる。


tipmonaとは?

高松宮記念2025回顧
キンシャサノキセキ以来

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

次走狙い:サトノレーヴ
次走危険:カンチェンジュンガ


高松宮記念をサトノレーヴ号で制覇された堀宣行調教師。
堀調教師が高松宮記念を制覇したのは、2010年と2011年の勝ち馬キンシャサノキセキ(因みにG1(地方海外も含めて)22勝目をマーク)以来となった。

サトノレーヴの母母メガミゲランは1997年北九州記念3着馬(9人気)で、5代母のミスブゼンは1956年小倉記念勝ち馬ミスブゼン、母母の近親に1989年エリザベス女王杯2着馬(10人気)ヤマフリアルとスタミナは申し分ない。
スピードはロードカナロアから受け継いでいるので、まあ1600mぐらいまでだろうって感じかな。

因みに堀宣行調教師は千葉県市川市出身で、日本大学商学部在籍中に実家が近かった中山競馬場で誘導馬のお世話係のアルバイトから競馬の世界へ。
大学卒業後に1年ほど、大手企業の経理部門で勤務したのち、脱サラをして、競馬学校卒業後に諏訪富三(1989年中山大障害秋3着馬ベルアンドベルや1975年牝馬東京タイムズ杯【現:府中牝馬ステークス】勝ち馬アンセルモなどを管理)調教師のもとで厩務員、二ノ宮敬宇(1998年ジャパンカップ勝ち馬エルコンドルパサーや2010年宝塚記念勝ち馬ナカヤマフェスタなどを管理)調教師のもとで調教助手、2003年開業。
その後、2006年の函館スプリントステークスをビーナスラインで制覇、そして2010年高松宮記念をキンシャサノキセキで制覇、その後、リアルインパクトでジョージライダーステークス制覇、ドゥラメンテでダービートレーナー、モーリスで香港マイルと香港カップ制覇など、今日に至るってワケ。
一応鞍上のジョアン・モレイラ騎手の短期免許は4月28日までとかなり短期ですが、本免許(クリストフ・ルメールとミルコ・デムーロ)とってもらいたいですが、忙しいのでこの話は…
とりあえず、今年初G1制覇おめでとう。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >