08期 予想歴24年
◎スズハローム
17着/15人気
○オフトレイル14着/11人
▲エイシンフェンサー5着/8人
△バルサムノート12着/18人
◎スズハロームは母系がダンシングブレーヴ系同士の配合という狂気的な血統が良いほうに出て、サトノダイヤモンド産駒に似合わずタフな激戦向きの闘志が持ち味です。重賞好走まで上り詰めた後の近走は気が抜けた状態で、特に距離延長のスローだった前走は全く合わない条件でした。今回は得意の距離短縮ですし、初めてのG1出走で強い相手と走る高揚感から闘志に火がつく可能性があります。
○オフトレイルは若い4歳ですし、前走が初めての1200だったためマンネリ感もほとんどありません。ちょっと後ろすぎるもののトップクラスで通用する能力は示していますし、距離慣れして追走が楽になる今回はスワンSや阪神Cのような末脚を発揮することが期待できます。
▲エイシンフェンサーは連勝して勢い十分。相性の良いアドマイヤムーンの系統で、前走が初めての重賞挑戦だったというフレッシュさも武器です。ただ、母父エイシンサンディで少し重苦しさがあり、一気にG1まで突き抜けるほどでもないという感じはします。
△バルサムノートはダートかましの距離短縮。忙しすぎると良くないモーリス産駒で難しい気はしますが、揉まれない外枠で思い切った競馬をすれば激走もありそうな面白いローテです。他にこれと言って良い馬も見当たらないので一応買います。
ナムラクレアは良くも悪くも若い頃と何も変わっていませんが、基本的に脚をためたいタイプです。実際、スプリント戦で圏外になった2走は前走より位置が前になった時でした。距離短縮ローテで相殺される部分はあるものの、4角13番手の後というのは厳しい位置取りです。過去2年に比べて分が悪いローテなのは間違いないでしょう。
サトノレーヴは先行して押し切るほどパワーがなく、かと言って強烈な決め手があるわけでもなく、G1クラスだと少し迫力不足な感じがします。前走もインで脚をため続けてのもので、それでも前に届かず後ろに差されるという内容でした。外寄りの枠から正攻法で勝負になるような馬とは思えません。
マッドクールは単純にトップクラスで連続好走したことがありません。あまり精神力が強い馬でもないので、楽に先行して好走した後に距離短縮というローテも良くないです。
ルガルは出遅れて何もできず惨敗した前走を見ると、G1を勝ったことで競争寿命を大きく消耗した感じがします。この状態でG1、しかも内枠で揉まれると早々に走る気をなくしそうです。
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