プロキオンS2010予想

カタストロフィ
10期 予想歴13年

◎ダイショウジェット
  4着/5人気

○グロリアスノア9着/3人
▲サマーウインド2着/2人
×ナムラタイタン


◎ダイショウジェット。この馬はベストの距離は1400mだと思ってる。緩みにくく、ラストもそこまでばて
ない。つまりある程度のスピードとそこからの決め手が問われる舞台こそ、この馬のベストパフォーマンスが
出来る舞台だと思っている。フェブラリーSではハイペースを押し上げてばててしまった。オアシスSでは
ミドルラップを好位で競馬し抜け出し好時計。前走は中団で競馬するも前がばてない京都1900m。これならば、
スピードを活かせつつ、終いの決め手と踏ん張りが問われる阪神1400mなら上位に食い込めるはず。


○グロリアスノアは良い枠を引いた。前が激しくなるであろうメンバー構成で、中団後方からすっと押し上げ
やすい枠。昨年の時計が掛る阪神1400mエニフSで0.3差完勝。根岸Sでは切れ味で差し切っている。どちら
のパターンでも差し切れているので。展開面での恩恵も大きいとみるが。


△サマーウインド。逃げ馬を見ながら番手か、或いは自身が逃げることになるだろう。根岸Sでは切れに
屈したものの、スピードを活かしにくい東京1400よりは一気にスピードで押し切れる阪神1400mの方が
良さそう。ただ、個人的にベスト距離は1200mだと思っているので、この強敵相手に勝ち切るまでは
難しいんじゃないかなと。


ナムラタイタンは騎手が休み明けで、しかも熊沢の内枠。しかも内枠で捌くのが難しい阪神1400m。
積極的に前目で競馬出来るならともかく、今のテンの速さでは難しいし、正直怪しい1番人気としか。
馬は強いと思うけど。


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プロキオンS2010回顧

カタストロフィ
10期 予想歴13年

次走狙い:ナムラタイタン
次走狙い:ダイショウジェット
次走危険:ティアップワイルド


ハイレベルな一戦、時計も早いが、これでも緩んでる。時計的にはまだ伸ばす余地があって、
正直とんでもないレースになってしまったなと。ただ、当日の馬場は比較的軽かったし、
好時計がバンバン出てたので、好時計は出ても不思議はなかったが、レコードなのに、
前傾ラップでは無いと言う点が味噌。やはりハイレベルでしたね。


1着ケイアイガーベラはまずまずのスタートからすっと楽に逃げ。スピードがありすぎて、鞍上が
必死に抑えてなだめる。3角でも引っ張るぐらいの手ごたえ。4角で馬なりで加速し、直線に。
直線では11.4のところで速い脚を使って抜け出す。最後まで全く危なげなく突き放しての完勝。
正直分析するまでも無いほどの圧勝でしたね。桁が違いました。スマーティとダンジグの良い
ところをちょうど持ち合わせたと言うか、良質のスピードを持ってますね。このペースで緩めて、
直線速い脚を残す余裕。スピードが違いすぎます。これなら東京でも京都でも1400mなら持ち味を
出せると思いますね。1600mはちょっと長いかなあとも思いますが、やってみないと分かりませんね。
圧巻でした。ただ、サマーウインドの鞍上が藤田とか和田とか前目を潰す動きをする騎手だったなら
どうだったかなあ、と思います。展開自体は恵まれましたしね。パフォーマンスは圧巻ですが、
これが常に出せるかは分かりません。緩まないスピード持続戦ならまた上位3頭の着順は変わって
きそう。


2着サマーウインドは五分のスタートから出方を見ながらじんわり押し上げて先行。3角までに番手
を確保して、前のケイアイを目標に。4角ですっと押して直線へ。直線入り口でじんわりと離されて
そのまま差を広げられる一方。内からナムラタイタンに食い込まれるもののこれをハナ差退けての2着。
う~ん、走るたびに持ち味を無くしてしまってるというか。1400mでもスピードで前目に取りついて
プレッシャーを掛ける厳しい競馬をしてほしい。それでだめなら距離が長いと思うんだけど。
1200mでスピードの違いを見せていただけに、それを消してしまってるようにしか見えない。
今回は完全に切れ負けしてしまっている印象で、今後も1400mは微妙かな。東京1400mは前半飛ばし
にくいし前傾になると完全に差し有利のコースになるので、根岸の2着はタイプ的に仕方ない。
阪神1400mだと、やっぱり持ち前のスピードで序盤からしっかり競馬してほしかったと言うのが本音。
ただ4着以下は完封しているし強いのは強い。


3着ナムラタイタンは最内から競馬。五分のスタートから押していってケイアイの真後ろに。3~4角
でもポケット内で内を立ち回り、直線へ。激しく追われるが反応は良くない。最後はガシガシ追われて
サマーウインドにハナ差まで迫ったが3着。展開は恵まれなかった、というか3~4角でペースが緩んで、
直線でも前がばてないような競馬。もともと切れ味があるタイプではなく、ハイペースを追走するスピードと
そこからのタフな末脚が武器だったので、今回は最内枠でポケットに入ってしまったのはプラスには
働かなかったかなと。それでもこの軽い馬場の切れ勝負にある程度対応出来たのは収穫なんじゃないかと。
外枠で多少ロスしても良いポジションを確保できる方が良いと思う。かなり強いのは確かです。


4着ダイショウジェットは五分のスタートから押していくも二の足がつかず、中団につけるのがやっと。
そこからずっと押していって3角までにはある程度押し上げていけた。3~4角では外目から押し上げて
いき、直線。そこから必死に追われてじわじわとは伸びているが、上位3頭には遠く及ばない、3馬身差の
4着。序盤の先行争いでかなり見劣りましたね。もともとそこまで前目で競馬出来る馬では無かったけど、
ある程度早いペースだったのに、道中緩んでしまって馬群が凝縮され、持ち味のタフな末脚を繰り出せ
なかったのが敗因かな。それにラップ的にも後ろにいればいるほど不利なペースだったので。
ここは負けたけど、相手も強かったしそんなに悲観することはない。外枠ならもう少し競馬し易かったかな。
阪神1400でこういう展開だとある程度限界があるし。


5着ティアップワイルドはまずまずのスタートから押して追走、好位の外に。3角でもまだ様子を見た形。
4角でペースが上がった時に、ようやく仕掛け出す。ただ、この速いところできっちり反応出来た。
直線は2番手サマーウインドを捕えるか?というほどの手ごたえだったが、残り200からの坂で一気に
勢いが消える。最後はダイショウジェットにまで交わされての5着。速い脚は足りていたけど、前半に
追走に足を使って最後まで余裕がなかったのかなと。でも、もともとこういうちょっと緩んだペースでの
決め手勝負が持ち味。今回はペースが早いと言っても前傾ラップでは無かった。それでも完敗したと
言うのは完全に力差でしょうね。4角で外をまわしたのは多少ロスがあるにせよ、最後は失速しすぎ。


9着グロリアスノアは五分のスタートから後方へ。3角までもやや押し気味に競馬。3角で外目に。
4角の中間ぐらいで前の馬に、おそらく勝手にぶつかり少し下げる。直線では全く伸びなかった。
ちょっと意外なほどの惨敗だけど、展開が向かなかった、3~4角のロスが大きかった、力不足の
3つの要素がそれなりに絡み合ってるんじゃないかと。阪神でここまで軽い馬場では厳しいのかなあ。


11着マカニビスティーは出遅れから押していくも追走で手いっぱい。3角手前では鞭が飛んでいた。
3角で外目、4角でも押し上げられず、直線大外。最後はそれなりには伸びてきているものの、
この距離では致命的にスピード不足でした。同じ阪神1400mでも、もう少し時計が掛る馬場なら
違ったかもしれない。でも東京ダービーとか見てても距離は長い方が断然いいでしょう。


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