08期 予想歴15年
◎アスドゥクール
7着/13人気
○シャウトライン5着/10人
▲アンバージャック11着/15人
18頭のフルゲートでありながら3歳馬と4歳馬の出走がともにゼロ。これはいくら夏のローカル重賞といえどもちょっと穏やかではない。GⅠ級と言い切れるだけのスプリンターも不在なら、ここは格下の身でも直線競馬に適性がありそうな馬を思い切って狙ってみる。
◎は大外枠のアスドゥクール。常に折り合いがポイントになるらしく、勝ち鞍が全て1400だが、いずれも逃げた馬を積極的に追い掛けて先行抜け出しを決めての勝利。ここまでハイペースの流れをあまり経験していないようだが、折り合い面を考えるとさらに速い流れでもっと競馬がしやすくなりそうな印象すら受ける。
芝1200が1戦のみで一線級とのスピード勝負がどうかだが、折り合いを気にするタイプにとって、最初から最後まで全力投球になる直線競馬は小細工する暇もない分、能力を出し切るには実にピッタリな舞台といえる。半兄にはソルジャーズソングの名前もあり、まだ見ぬスプリント能力の持ち主かもしれない。
シャウトラインは中途な仕上げだった淀短距離Sで4着に好走。レース間隔が空いてベストはひと叩きであっても、案外気力で走れる面を備えている。1000Mならいきなりでも能力を出し切れるとみて対抗に。
2007年以降、勝利から遠ざかっているアンバージャックは新潟直千に限れば1戦1勝。3歳時に上げたその1勝が起爆剤となってその後4連勝と星を伸ばして重賞制覇にまで至った。前走もそれなりには駆けていて、久し振りの直線競馬がもしかして良い刺激になってもおかしくはない。
厳密には消し評価とはしないが、一昨年(08年)良馬場で行われた同レースで上位に好走したカノヤザクラ、シンボリグラン、アポロドルチェ、サープラスシンガーらは2年の月日を経た現在、当時と同じだけのパフォーマンスを繰り出せるのかやや疑問が残った。
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