08期 予想歴12年
◎アスドゥクール
7着/13人気
○サープラスシンガー16着/18人
▲ケイティラブ1着/8人
×カノヤザクラ
★傾向分析★
2001年から2005年までは新潟連続開催の6週目、06年から開幕週に。
2001年 タイム 53"9 (良)
①12.0-②10.0-③10.3-④9.8-⑤11.8
1着メジロダーリング・・・Green Desert×Afirmed=ダンチヒ×ネイティヴダンサー 〔4-m〕
2着シンボリスウォード・・・Green Desert×Kenmare=ダンチヒ×グレイソヴリン 〔2-e〕
3着カルストンライトオ・・・ウォーニング×クリスタルグリッターズ=マッチェム×レッドゴッド 〔10-b〕
2002年 タイム 53"7 (良)
①12.0-②9.8-③10.2-④9.6-⑤12.1
1着カルストンライトオ・・・ウォーニング×クリスタルグリッターズ=マッチェム×レッドゴッド 〔10-b〕
2着ブレイクタイム・・・ディンヒル×プリンスオブバーズ=ダンチヒ×ストームバード 〔3-l〕
3着タイキメビウス・・・ダンスオブライフ×Green Forest=ニジンスキー×ハイペリオン 〔2〕
2003年 タイム 54"2 (良)
①11.8-②10.0-③10.4-④10.0-⑤12.0
1着イルバチオ・・・ロイヤルアカデミー×マナード=ニジンスキー×ターントゥ 〔6-b〕
2着ティエッチグレース・・・Capote×Green Dancer=ボールドルーラー×ニジンスキー 〔23〕
3着トーセンオリオン・・・カリスタグローリ×ノーザンテースト=ネヴァーベンド×ノーザンテースト 〔31〕
2004年 タイム 53"9 (良)
①11.9-②10.1-③10.2-④10.5-⑤11.2
1着カルストンライトオ・・・ウォーニング×クリスタルグリッターズ=マッチェム×レッドゴッド 〔10-b〕
2着タカオルビー・・・テンビー×ラストタイクーン=ニジンスキー×ノーザンダンサー 〔11-c〕
3着ネイティヴハート・・・スターオブコジーン×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 〔7-c〕
2005年 タイム 54"0 (良)
①11.7-②10.0-③10.7-④10.2-⑤11.4
1着テイエムチュラサン・・・タイキシャトル×ノーザンテースト=ヘイロー×ノーザンテースト 〔4-n〕
2着ウェディングバレー・・・Peaks and Valleys×Sham=レッドゴッド×マイナー 〔13-c〕
3着スピニングノアール・・・スピニングワールド×Forty Niner=ヌレイエフ×ミスプロ 〔1-x〕
2006年 タイム 55"7 (良)
①11.8-②10.2-③10.8-④10.3-⑤12.6
1着サチノスイーティー・・・カリスタグローリ×アフリート=ネヴァーベンド×ミスプロ 〔7-c〕
2着マリンフェスタ・・・サクラバクシンオー×ミホシンザン=プリンスリーギフト×ヒンドスタン 〔2-r〕
3着レイズアンドコール・・・サクラバクシンオー×Herat=プリンスリーギフト×ノーザンダンサー 〔4-m〕
2007年 タイム 55"1 (重)
①11.9-②9.9-③10.7-④10.5-⑤12.1
1着サンアディユ・・・フレンチデピュティ×Caerleon=ヴァイスリージェント×ニジンスキー 〔22-d〕
2着ナカヤマパラダイス・・・パラダイスクリーク×Mountain Cat=ネヴァーベンド×ストームバード 〔3〕
3着クーヴェルチュール・・・ブラックホーク×ラッキーソブリン=ヌレイエフ×ニジンスキー 〔5-h〕
2008年 タイム 54"2 (良) 1FAve=10.84
①11.8-②9.9-③10.4-④10.5-⑤11.6
1着カノヤザクラ・・・サクラバクシンオー×Woodman=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔9-h〕
2着シンボリグラン・・・Grand Lodge×Linamix=ダンチヒ×リファール 〔5-h〕
3着アポロドルチェ・・・Officer×Summer Squall=マッチェム×ストームバード 〔8-c〕
2009年 タイム 56"2 (重) 1FAve=11.24
①11.9-②10.2-③11.0-④10.3-⑤12.8
1着カノヤザクラ・・・・サクラバクシンオー×Woodman=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔9-h〕
2着アポロドルチェ・・・Officer×Summer Squall=マッチェム×ストームバード 〔8-c〕
3着アルティマトゥーレ・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔3-l〕
直線競馬のため、スピード勝負の『ゼロヨン』のイメージ。
①~④まではスピードとダッシュ、⑤は最後にばてずに伸びることが出来るかが問われるスタミナが必要と考える。
血統の傾向は、サクラバクシンオーやダンチヒ系、ウォーニングなどのマッチェム系が好走から最高速度が問われているのは確か。
またニジンスキー系や、グレイソヴリン系やレッドゴッド系など大系統ナスルーラ系、つまり持続型の流れに強い血統も好走しています(=スタミナが問われるのに関係あり?)。
07年はダート→芝路線変更のサンアディユが激走したように、ダートもこなせるタイプは要注意。パワーが推進力として活きると思われる。
牝系の傾向としては、No.〔2〕〔4〕 の牝系が好走馬複数出しているが、これよりも分枝記号cに注目したい。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。分枝記号cがパワーに優れたタイプと考えると、開幕週の好走や馬場の荒れた最終週や重馬場に強いのも納得。そのパワーがダッシュに活きるはず。
また牝馬の好走が多いこともポイントで、毎年必ず3着内好走しています。。牝馬は斤量が軽いことがテンのダッシュにつながるためと思われます。
それから外枠か内枠が強い傾向。中枠の成績はあまりよくないようです。レースの映像見る限りではラチに沿って走るように見えるので、そのためと思われます。中枠は少し距離損ではないでしょうか?閃光特別も外枠と内枠が好走が多く、傾向は顕著だと思います。
★予想★
アイビスサマーDのポイントは、
①外枠有利。または内枠。中枠はやや不利と考えるべし。
②軽量ハンデの牝馬。
③サクラバクシンオー産駒やマッチェム系など快速スピード血統中心。サンデーサイレンス系はやや苦手。
④分枝記号cは特注。
⑤リピーターの好走に注意。
◎アスドゥクール・・・ジャングルポケット×Caerleon=グレイソヴリン×ニジンスキー 〔17-b〕
前走1000万条件戦1着(=京都芝1400m)。近年アイビスサマーDは、外枠が有利でさらに軽量牝馬の好走が多い傾向。この条件に当てはまりそうな馬ということで期待したい。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、長い直線をぐんぐん伸びてくる末脚の長さや、一瞬のもたつきはトニービン系に共通する特徴。反面小回りコースの成績も良いタイプもいる。しかしトニービンほど徐々にエンジンがかかる感じはなく、もっと瞬間的に前に出る馬力があり、この点は父母父ヌレイエフによる影響と考える。この点が今回ダッシュ力と末脚の持続能力ということで嵌るのではないか?と考える。母父Caerleonはニジンスキー系で、種牡馬の持ち味を活かしつつ持続するスピードや豊富な成長力を伝える能力に優れている。また半兄ソルジャーズソングは短距離で活躍した馬。牝系からは短距離適性は秘めていると考えて期待する。
No.〔17〕の牝系は、好調期に連続好走しやすい特性を秘めた短距離~マイル向きの牝系。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。
○サープラスシンガー・・・Songandaprayer×Ghazi=ミスプロ×ダンチヒ 〔20-a〕
前走オーシャンS5着(=中山芝1200m:0.2秒差)。Songandaprayer産駒はミスプロ系で、日本の芝とは相性の良いファピアノ系でキレもある。母父Chaziはダンチヒ系で、夏に強く高齢でも侮れない成長力がある。
No.〔20〕の牝系で、淡泊な流れが得意な牝系。直線のゼロヨンレースなら向くと考える。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。
▲ケイティラブ・・・スキャン×ムーンマッドネス=ミスプロ×セントサイモン 〔1-x〕
前走TUF賞3着(=福島芝1200m:0.3秒差)。スキャン産駒はミスプロ系で、距離変更や競馬場替わり、芝→ダート変更などでよく走る穴血統。近走からの条件変更は過去に好走歴があるなら要注意。母父ムーンマッドネスはセントサイモン系で、成長力があり直線の長いコースでの好走が多いのが特徴。
No.〔1〕の牝系は、3歳春にある程度完成し、その後緩やかに成長する。分枝記号xは、地味に力をつけて好走するタイプ。
△ショウナンラノビア・・・フレンチデピュティ×ヘクタープロテクター=ヴァイスリージェント×ミスプロ 〔7-c〕
前走米子S3着(=阪神芝1600m:1.2秒差)。フレンチデピュティ産駒はヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向だが、前走がプラス体重なので好走可能と考える。ヴァイスリージェント系のセカンドステージ突入の牝馬は、牡馬混合戦でも互角以上に戦い(=サンアディユ、スリープレスナイトなど)、セカンドステージ突入にはアイビスサマーDは向くはず。母父ヘクタープロテクターはミスプロ系で、オープンで好走→重賞で少し足りず3着という器用だがワンパンチ足りないのが持ち味のキャラクター。この特性から3着候補。
No.〔7〕の牝系は、京都コースや阪神コース、東京コースなど直線の長いコースでの好走が多く、間隔を詰めて使ったり距離変更のショックが効きやすい牝系。古馬の成長力もまずまず。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。
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