小倉記念2010予想
相変わらず恵まれてる子

クライスト教授
10期 予想歴31年

◎ホワイトピルグリム
  8着/5人気

○スマートギア3着/1人
▲メイショウレガーロ16着/8人
×アドマイヤオーラ
×ナリタクリスタル


今小倉における騎手の主役は復帰の武豊であり、馬の底力(過去の実績)の点ではアドマイヤオーラ(トップハンデ)だろう。
だが、夏のハンデ重賞と考えた場合、ハンデ戦のトップハンデ馬たるアドマイヤオーラや復帰初週となる武豊が中心になるのは少々不自然であると思う。
特にアドマイヤオーラのレース使いには頭を捻らざるを得ない。なにしろ過去の重賞実績がある分、格下馬が混在してくる夏のハンデ重賞や平場オープンをあえて使うことに利点があると思えないからだ。
いくら安藤勝騎手の乗り戻しとは言え、馬の底力一番手の今回はさすがに消しとした。

では、騎手の主役たる武豊騎乗のスマートギアも消しかというとそうではない。なぜなら、馬自体はいつ重賞を勝ってもおかしくない存在であるし、いくら騎手的に中心視するのが不自然であっても所詮は騎手の立場で考えた場合の不自然さだけであり、そんな場合で平気で勝ち負けまで来れるから「天才」と呼ばれる存在だからだ。
とは言え、勝てばさすがに不自然さが際立ちそうなので今回は「○(対抗)」扱いとした。

そこで今回の「◎」はホワイトピルグリムとした。
理由は4つあり、1つは小倉実績が2戦2勝であること。1つが厩舎が鮫島であること。1つが叩き3走目の好ローテであること。そして、もう1つが今回起用される騎手が恵まれくんらしい「有力回され馬」であること。
はっきり言って、通常これだけ利点のある馬で3着を外したら本当に恥かしい限りである。

「◎」を前走巴賞組とした以上、鞍上が100万倍強化されたメイショウレガーロを「▲(単穴)」にするのは道理。
ただし、今回の同馬は展開面で有利とは思えないのと、2走ボケが心配なので「▲」とした。(…経験値を考えるとサンライズベガを「▲」にする手もあるが、同馬を見た場合、バトルバニヤンが浮上してくるので思い切ってこちらを選択した)

また、今回ナリタクリスタルを「消し」としたのは鞍上が心配だから。
前走が乗り変わりでの人気勝ち。普通なら今回も有力と思われるところだが、ここで気になったのが今週の騎手の主役が武豊であること。
言うまでもなく武豊のお引きたる幸くんでは、いくら走りそうな馬でも「ヤラズ」の心配がついてまわる。それが不安でならないので思い切って4着以下とした訳。(ただ、武豊が1着ならば全然問題なく好走しそうという読みも成り立つだけに・・・)


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小倉記念2010回顧
騎手の実力見られたのが幸い

クライスト教授
10期 予想歴31年

次走狙い:スマートギア
次走狙い:アドマイヤオーラ
次走危険:ニホンピロレガーロ
次走危険:バトルバニヤン


次走狙い馬は今回3着だったスマートギアと直前競走除外となったアドマイヤオーラの2頭。

理由は簡単で、どちらも次走以降が本気の騎乗・本当の仕上げになってくるからだ。
ただし、アドマイヤオーラには調教師の思考が大きく関わってくるのが問題。今回の小倉記念出走ははっきり言って「何を考えて登録してるんだ?」と言うべき事態。
足元に不安のある馬に負担重量が重いレースばかり走らせる意識には全く納得できない。
ブエナビスタが3冠牝馬になれなかったのも良く分るというものだ!
(松田国ばかり勝つことになるのがマズいだけの存在)

次走危険馬はもちろん今回の1・2着馬。
ニホンピロレガーロは人気薄騎手とサマー2000シリーズを最後まで混沌と運ぶために勝たせてもらった馬。
バトルバニヤンも同じ条件の馬だからだ。

それにしても今回一番「ババを引かされた」存在だったのが岩田康騎手だった。
圧倒的な鞍上強化で注目されたが、結局は今週の主役騎手ではなかったのを露骨に示した16着惨敗。
この意味では安藤勝騎手もババを引かされたクチの一人。
公務員ジョッキーに順番に勝たせねばならないために直前競走除外という憂き目に遭わされたのだから。

その他では、あいかわらずの競り合いの弱さを見せてくれた和田くん。それでもまだホワイトピルグリムのジョッキーよりは数段マシ。
前走スマートギアに乗せてもらった騎手がこんな有力馬を回されたのだから2着ならお仕事完遂しているからだ。
(福ちゃん、早く騎手学校の教官になってくれないかな。困るんだよね。あたら良い馬が騎手のおかげで潰されていくのを目の当たりにするのは!)


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