札幌記念2010予想
敢えて「復活」を!

クライスト教授
10期 予想歴31年

◎ロジユニヴァース
  2着/5人気

○アーネストリー1着/1人
▲ドリームサンデー12着/8人
×ジャミール
×マイネルスターリー


★ロジユニヴァースの復活に期待する。
正直なところ、ダービー勝利後の同馬の実績はとても◎に推せるものではない。しかし、だからこそここが最後の復活チャンスではないかと考えた次第。
騎手については今さら説く必要もないが、関東厩舎の関東騎手に乗り戻すのはやはり大きな利点であるはず。
これで先の見えない敗戦を喫したらその時が見切り時ではないだろうか・・・湧々

★アーネストリーの実績を重視する。
本来なら同馬こそが最有力だろう。だが、このレースを「ロジユニヴァース復活レース」と位置付けたからには展開推測から対抗にせざるを得なかった。
配当的にもいくらか美味しさもあるので・・・苦笑

★ドリームサンデーの残り目に期待する。
ロジユニヴァースが自己の能力を発揮した場合、やはり先行馬の残り目になると思われる。したがって、厩舎2頭出しで自ずと逃げ・先行するであろう同馬にもチャンス充分だろう。
今一番怖いのは、池添くんの出遅れかもしれない・・・果てさて

★函館記念1・2着を過小評価する気はないが、この両馬はどうしても騎手の動向とジャミールの前走の完敗加減が心配なのでともに消した。

そのジャミールが騎手変わらずは分かるが、方や完勝したマイネルスターリーがホワイトからこの子では、仮に勝っても『な~んだ、2週連続マスコミ受け天才ちゃんに馬回しただけじゃん!』と実績やタイムなどで予想される方の嘆息を招くだけ。
苦労人の好走ならまだ百歩譲って納得もできるが・・・大嘆息
(裏を返せば、順調さを第一にすれば、三浦・佐藤哲・安藤勝の人気3頭勝負で済むと言う話なんだけど・・・我心が納得しない!)

騎手界に世代交代の波が起こっているのは周知のこと。よって、中央現役最高齢たる安藤勝騎手がブエナビスタを代表例として他の騎手に自分の乗り馬を回している(回されている)のも頷けるだろう。(ただし、これは安藤勝騎手が元地方騎手だから!)
競馬学校卒(国で育成した騎手)だったら、逆に後輩から馬を回してもらって勝つ騎手もいるので注意したいが・・・(ナカヤマフェスタはその最高例!・・・まさか武豊やらかすのか?たしかに柴山くんとは比較にならない鞍上強化だし・・・怖いから1-16あたりを抑えたい気分に・・・大苦笑)


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札幌記念2010回顧
次走危険馬いっぱい

クライスト教授
10期 予想歴31年

次走狙い:ジャミール
次走危険:アクシオン


次走狙い馬があまり見当たらないのが札幌記念の難しさだと私は思っており、一応平場重賞を前提に考えて安定性あるジャミールを推奨しておく。

逆に次走危険馬や取捨が難しい馬ばかりなのが困る所。
マイネルスターリーが騎手に左右されることは証明されてしまったが、そんな同馬でも相手関係次第の重賞だったら好走しそうだし、また今回4着だったヒルノダムールも脚は見せているので次走期待できそうだが、脚質的に展開に左右されるだけに確勝とまでは言えない。
3着だったアクシオンも競り合ったのが藤田という点で次走不安はあるが、こちらも騎手次第・レース次第で充分好走が見込めるので取捨が難しい。

何より一番取捨が難しいのがロジユニヴァースだろう。
ここを勝っていれば秋のG1戦線の主役の一角とまで言い切れたのだが、今回は立て直し必死の一戦だったのにきっちりアーネストリーに捕まってしまっている分、どうしても力落ちは認めざるを得ない。
しかも同馬の場合、どうしても「横山典」という存在が欠かせないだけに騎手次第で馬券対象にならなくなるのが問題だろう。

過去のダービー馬にもこんな状況の馬がたくさんいたが、それらはほとんどが早期引退してくれているので大方は悩まなくて済んだのだが、今回の2着でまたもファンの期待値が上がるために今度は美味しい存在にはならないだろう。それが私的に面白くない部分ではある。

とは言うものの、同馬につきまとう問題は「所詮は準一流厩舎(全国的には2流厩舎)である」ということ。
横山典が順番でダービーを取らせてもらった以上に、この厩舎が今後大物を育成する可能性が極めて低いのが信頼できない点である。
しかし、私的ながら厩舎レベルでは「関東版・岩元厩舎」というのが妥当な評価だと思っているが、それだけにテイエムオペラオーが激走したように一過性であれば復活⇒古馬G1奪取もあり得るかもしれない。
そこに期待して今後を見ていたいと思っている。
できれば美味しい馬券で頑張って欲しい。ダービーのように!
(スケベ心丸出し!…苦笑)


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