京成杯AH2010予想

のび犬
10期 予想歴7年

◎セイクリッドバレー
  9着/1人気

○キョウエイアシュラ3着/5人
▲キョウエイストーム2着/7人


【過去の傾向】
 3歳馬の連対率、複勝率が高い。中心は3~5歳だが、7歳も0-4-1-14と健闘しており、高齢でも軽視は禁物。

 57㎏が活躍。58㎏までは好走できる。前走より斤量が増えた馬の方が好走率は高い。

 追い込み馬は厳しい。前走、後方から競馬をした馬も厳しい。上りの脚は問われない。

 いろんな種牡馬が結果を出している。系統でみるとヘイロー系、ダンチヒ系が複数の勝ち馬を出している。母父はミスプロ系とノーザンテーストが好成績。

 4週以上開いている馬が好成績。10週以上開いていてもOK。
 
4着以下からの巻き返しが目立つ。条件戦から参戦した馬は苦戦の傾向。ダートから参戦した馬が2勝しているが、どちらもこのレースを既に勝っていた。

【コースの傾向】
 最初のコーナーまでの距離が近く先行争いが激しくなりやすい上、その後の下り坂でペースアップしやすい。よって、前傾ラップで上りのかかる展開になりやすい。枠順は内枠が圧倒的に有利。脚質は逃げ、先行馬が有利。血統的にはダンス、キセキ、タキオンらヘイロー系が優勢。開幕週の高速馬場で、かなり速い時計が出そう。レースが流れれば32秒台の決着になる。

【展開】
 コース形態から厳しい流れになることが多い。今年は差し馬が多く、ペースが落ち着く可能性も無くはないが、過去の傾向から平均~やや持久力勝負を想定。

【結論】
 本命はセイクリッドバレー。重賞でも安定して好走している馬で、このメンバーなら実績上位。得意の新潟から中山へのコース変わりが不安要素ですが、セントライト記念の2着もありますし、大きなマイナスではないと判断しました。詰めが甘く、勝ち切るイメージは無いのですが、馬連、ワイドの軸として信頼します。

 対抗はキョウエイアシュラ。このレースと相性が良い3歳馬で、超高速決着だったNHKマイルCで5着に健闘したのを評価しました。

 単穴はキョウエイストーム。この馬の魅力はなんといってもコース適性。中山では複勝率100%、中山1600に限っては連対率100%です。スペシャリストが力を発揮する中山で、この成績は心強いですね。


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