セントライト記念2010予想
黒っぽい馬が勝つ

牛島キングダム
09期 予想歴19年

◎フェイルノート
  12着/5人気

○アロマカフェ3着/2人
▲ミキノバンジョー9着/7人
×ゲシュタルト
×クォークスター


日中もすっかり涼しくなってきて、いよいよ秋競馬の始まりやな。
ばんばん予想をあてて、いっぱい拍手をもらわんとな。

わしは
「悲願のGI初制覇っぽい馬が勝つのが高松宮記念」
「結局速い馬が勝つのがオークス」
「勢いのある馬が勝つのが宝塚記念」
みたいな、漠然としたイメージで
過去の勝ち馬傾向を考えるのを好んどる。
いずれ全レースでそんな傾向を出したいと思うけど、
傾向のようわからんレースが多いし、
それに縛られすぎるんもよくない。

せやけど、セントライト記念は
「黒っぽい馬が勝つ」
っていうイメージがあるねん(笑)。

毛色が黒っぽくて、体長がわりと長めな馬。
ブラックタキシードとか、ローゼンカバリーとか、キングストレイルとか。
マンハッタンカフェはばっちりイメージ通りやねんけど、
あの馬、ここでは4着やったんやな。
去年のナカヤマフェスタも、登録は鹿毛やけど、
黒っぽい印象がある。

もちろん黒くない馬もいっぱい勝っているんやで。
せやけど、
黒っぽい馬がセントライト記念に似合う気がせえへんやろか。
栗色の馬と比較すれば、黒っぽい馬はどこか陰のある印象がある。
たとえば、ミホノブルボンを主役とすれば、ライスシャワーはその敵役。
神戸新聞杯や旧京都新聞杯を勝つ馬と比較して、
セントライト記念を勝つ馬ってのはどこか陰のある印象やな。

で、黒っぽい馬で探していくと、
黒鹿毛の○アロマカフェ、青鹿毛の◎フェイルノート、あたりが有力やろか。

○アロマカフェは、ラジオNIKKEI賞を勝っているんやから、
実力的には当然ここでは上位。
マンハッタンカフェの産駒らしい、黒鹿毛がええな。
父が果たせなかったセントライト記念制覇を果たしてほしいもんや。
ただし体長はやや短めなんが気になる。
もう少し胴体が長い感じがセントライト記念馬っぽいんやけどな。
中山2200mはわりにスタミナ勝負やから、ステイヤーっぽい体のほうが当然向いとるわけやし、さらに小島太厩舎なんも不安。

そこで、◎フェイルノート本命はどやろ。
500万下を勝ったところで、
実力的にはもうひとつな感じはするけど、
見た目は一番セントライト記念馬っぽい。
前走を見ていると、もうちょっとくらいはのびしろがあるやろ。
そんだけの理由で本命にするで(笑)。

シャイニンアーサーも黒鹿毛で、ちょっと怖いけど、
実力が足りへんかな。


1000万下勝ちを素直に評価して、
▲ミキノバンジョーと△ヤマニンエルブをおさえに。

ミキノバンジョーは前走、直線で進路がいったんふさがれたけど、
すぐに立て直してきた。
こういう馬は安定感があってええな。

ヤマニンエルブは2着に7馬身差をつける圧勝。
展開に恵まれたんやろけど、軽視は禁物ちゃうか。
今の中山は前にいく馬が有利っぽいしな。

×ゲシュタルトと×クォークスターはそこそこ強いんやろけど、
調教がさえへんな。


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セントライト記念2010回顧
栗毛の馬の快勝でした

牛島キングダム
09期 予想歴19年

次走狙い:クォークスター
次走狙い:ヤマニンエルブ


栗毛のクォークスターが快勝(笑)。
どこが黒っぽい馬やねん。

タイムが2.10.9。
2004年にコスモバルクが2.10.1というタイムを叩き出しとるが、
それ以外は例年2分12秒~13秒台のタイムなので、非常に優秀なタイムにみえる。


好タイムになった最大の要因は△ヤマニンエルブの大逃げ。
この馬、強いわー。
展開で有利、馬場状態で有利やったけど、予想よりもずっと強かった。
向こう正面では「やられた。大逃げ大成功や」と思った。

今後、重賞路線に顔を出す存在になっていくんやろけど、大逃げタイプとして貴重な脇役を長くやっていけるんちゃうかな。日経新春杯とか勝ちそう。


ヤマニンエルブの逃げ切り濃厚やったにもかかわらず、
×クォークスターの脚が別次元やった。
上がり34秒0の豪脚。
3着アロマカフェの上がりが35秒1やったから、1頭だけ違うエンジンを搭載していた。
この馬、実は強いんやな。いままで気づかへんかった。
それとも、藤岡クンの腕がええんやろか。
菊でも当然狙っていく。


ちなみに
今週は×をいっぱいつけてみたけど、
結局東西の両レースとも×の馬が勝ってしまった(笑)。
あちゃー。


◎フェイルノート、▲ミキノバンジョー。
どこにおったんやろな(笑)。まるっきりええところ無し。


○アロマカフェ
この馬はこの馬なりに頑張ったんちゃうかな。実力がこの程度のもんやったんやろ。菊ではいらん。鳴尾記念あたりが狙い目やろか。


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