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◎06エレガンテココ
〇07シベリアンスパーブ
△01エーブフウジン
×03オペラダンシング04フェイルノート
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
展開は外からエレガンテココが切り込んでハナを切るので、番手も恐らくシベリアンスパーブになるだろう。この2頭が行ってからコウヨウレジェンド辺りが2列目外になるので、内ポケットもエーブフウジンが取りに行くとなるとオペラダンシングは2列目の中目か下手すればポジションを下げざるを得ない展開も予想される。いずれにせよエレガンテココがある程度は引っ張りたいものの不良馬場で適性ペースは掴みにくいだろうから、ある程度緩む意識も働くと思うので、平均ペースぐらいに落ち着くのではないかと予想する。
◎エレガンテココは基礎スピード特化型の逃げ馬。3走前トルークマクト戦でも厳しいラップを刻んで11.8-11.7-11.9-11.7-12.6と完全な消耗戦に持ち込んで何とか逃げ切った。いわき特別では更に前傾ラップで11.7 - 11.8 - 12.2 - 12.5 - 13.1とこのペースで大逃げに持ち込み他馬に脚を使わせての2着。時計的には同日のオペラダンシングより遅いのは確かだが、このスピード面は大きな武器と言える。ここに入れば基礎スピード面では抜けているわけで、ロンスパ戦に持ち込みやすい向こう正面下りの中山1800も合う。また坂スタートでもあるので、各馬スピードに乗せるまでに時間がかかるという点でもこの馬のスピードが活かしやすい。恐らくついてくるのはシベリアンスパーブだが、これもあまり序盤追走して良いタイプの馬ではないので、自分の競馬に持ち込んでしっかり後続の脚を使わせることが出来ればチャンスだろう。
〇シベリアンスパーブは3走前を評価。東京1600mの重馬場で2列目最内ポケットから12.0-11.3-11.7-12.1とL3最速戦でしっかり抜け出しての完勝だった。ペースは遅いながらも要所でしっかり動けていて、しかもL3最速のポテンシャル勝負に対応しての勝利。5走前の小倉1800mでは強敵ルナとアタマ差の2着。12.0 - 11.4 - 11.5 - 11.5 - 12.1と後半のロンスパ戦でしっかりと対応して番手からしぶとく伸びた。いわき特別はやや不完全燃焼の競馬ではあったのだが、11.7 - 11.8 - 12.2 - 12.5 - 13.1と完全な消耗戦となってしまったのでペースアップの良さが活かせずに崩れた形。前走は逆にペースアップで出し抜くギアチェンジは見せたもののトップスピードの質の差で徐々に詰められて苦しかった。基本的には1周コースでペースアップしてのロンスパ戦向き。今回はエレガンテココが適性ペースで逃げにくい条件でもあり、少し緩んだ場合はこれが期待できる。ある程度のペースまでなら問題ないし重適性も有るので。
△エーブフウジンはキングカメハメハ産駒の中でもかなりポテンシャルが高いタイプの馬で、反面でトップスピード面で不安がある馬。八ヶ岳特別では11.8-11.2-11.5-11.8の流れでL3最速、最内で進めながら徐々に伸びてL1で詰めてきたように長くいい脚を使えるタイプ。中山1800mでロンスパ戦になれば面白いし、5走前福島2000mの内容からもある程度ペースが上がっても大丈夫なはず。序盤からしっかりポジションを取っていけば終始最内を立ち回れる条件でもあり面白い。
×オペラダンシングは前走があまりにも完勝なので確かに買いたくなるが個人的にはまだ半信半疑。基本的に基礎スピード面で足りない馬なので序盤無理しない方が良いのだが、今回は外の2頭が行き切らないとポジションを取りにくいし、かつエーブフウジン、コウヨウレジェンド辺りが同列のポジショニングになると思うので、この間に挟まれるのはマイナス材料。ゆったり運ばせたい馬なので、ポジションを無駄に下げたりするとリスクは大きい。1番人気だし前走評価するもリスクを取ってこの評価。フェイルノートは5走前の習志野特別をある程度評価。マイペースで運べば終いはそれなりに長くいい脚を使える馬。前走もそこまで悪くないので3着ぐらいまでなら。 09/15 13:39
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