レースレベル１･･･
前走戸崎騎乗馬が全滅で単なる前残り競馬になったのには驚きを通り越して人馬揃って呆れる内容。
おまけに勝った馬まで川田の乗り変わり馬では、ここからクラシックで好戦する馬が出るようでは世代レベルが低いとなるだけ。
大野拓弥、柴山雄一、柴田善臣、柴田大知、吉田豊の戸崎からの乗り変わり５人は、己の技量を見つめ直し、これまでの騎乗が如何にお粗末であったかを思い切り反省するしかないだろう。
それにしても、乗り変わり全員が見ている方が恥ずかしくなる騎乗を見たのは生まれて初めてで、レースレベルは「１」でも、騎乗レベルは見習いレース以下のマイナス表示レベルである。

狙い馬＝ムスコローソ
誰が考えてもこんな惨敗をする馬ではないと思っているはず。
そもそも能力的に一番と思われたから１番人気に推された訳で、大野拓弥の不始末はまだしも、少なくとも２才重賞レースの価値を貶めないためにも次走は間違いなく巻き返し好走すると見て狙い馬に指名する。
もし次走も凡走するようなら手塚貴久厩舎の調教が悪いと断じられる事にもなるのだから。

危険馬＝フロンティア
強いから勝ったとはとても言えず、おそらく史上最弱の新潟２才Ｓ勝ち馬になると推測する。
ましてや、負かした馬の鞍上が乗り変わりの津村と北村宏司では、岩田なら競り勝って当然の相手だけに一寸の好評価もできない。
生産牧場のお陰の優勝、しかも低レベル騎手を岩田が負かしたと言うのでは期待よりも危険しかない。

ただの前残り競馬ならまだしも、控える競馬をしながら位置取りも満足に維持できずに後方で馬をウロウロさせている姿を見せられては、予想の当たり外れ以前の問題。
作家の池波正太郎氏は「未熟は向上の素因」と語ったが、戸崎からの乗り変わりの上記５人の騎乗ぶりは未熟以前に騎手と呼ぶのも烏滸がましい酷い有様。
勝ったのがこの中では一番実力ある岩田であった事は良かったとは思うが、控えた上記５人の騎手たち全てがお粗末という騎乗にはもう何も言う事がない。
特に大野拓弥はチャンス馬を譲られてこの有様では到底「未熟が向上の素因」になる騎手レベルにあるとは思えず、少なくとも見せ場だけでも作るべきだったとしか言えない。
よくぞ今まで４００勝もしてるものだと、柴山の上げ下げ競馬と共に見ている方が恥ずかしくなった史上最低の騎手騎乗による２才重賞だった。

08/29 10:39　回顧アクセス：3868