競馬界全般の最近のブログ記事

レッドソックスの田沢純一(新日本石油ENEOS)獲りと、カジノドライヴの海外挑戦

レッドソックスが今ドラフトの目玉、田沢純一(新日本石油ENEOS)獲りへ!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000000-spn-spo


前からずっと書こうと思いながら、
考えがまとまらなくて書けないことがありました。


「日本人野球選手のメジャーリーグ挑戦と
 日本馬の海外遠征とは、パラレルに捉えてよいものなのかどうか」


やはり同じような問題を孕んだことだろうと思えてきたので
軽く書き留めようと思います。

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<日本競馬に興味は無し 新馬を勝って海外へ カジノドライヴ>


MLBのレッドソックスが今ドラフトの目玉、田沢純一(新日本石油ENEOS)投手を獲得に動いているそうなのだが、
この投手が日本プロ野球を経由せずに、メジャーリーグ挑戦してしまうのと、
日本調教馬だが、日本では一度しか走らず、いきなりアメリカの大レースに挑戦しているカジノドライヴと、
何か似た現象のように感じたのだ。


「日本の優秀な人材が海外に流出してしまって残念だ」
というのはよく聞かれる感想。



「でもいまどき日本の野球ファンはMLBを見れるし、
日本の競馬ファンは海外のGⅠレース見れるからいいじゃん。
そもそも海外で日本の人・馬が評価されるようになるのはいいことなんだから」
とぼくはちょっと違った見方をしていた。



でもやっぱりそうでもない気がしてきた。



カジノドライヴをそんなに応援する気持ちになれていない自分がいる。
きっと日本の野球ファンもそれほど田沢純一投手を応援する気持ちにはなれない、
感情移入できなくなるんではないかなと思う。


やはり、日本プロ野球で大活躍した田沢だから、MLBでどれくらい頑張ってくれるんだろう、応援したい、と思うのが普通だし。
カジノドライヴに関してもそうだと思う。


やはり単純に日本野球界も日本競馬界もスターを流出させているにすぎない。
日本野球界はMLBに敗北した。
日本競馬界はアメリカ競馬に敗北した。
単純にそういうことなんだろうと思う。



<クイーンS>夏だ 芦毛だ ユキチャンだ! いや。白毛だ!頑張れ!

競馬ナンデ 予想・回顧アーカイブス

ディープインパクト去りし後、
たしかに日本競馬にはスターホースが不在で、
なんか盛り上がりに欠けるなあなんて声が聞かれつつあったが。


今年、彗星のごとく、2頭のスターホースが誕生した。

1頭は、日本古来の血を引く白い逃亡者ホクトスルタン。

1頭は、真っ白なダート女王ユキチャン。

yukichan.JPG
<by Deliberation>

やはり日本競馬には「白い馬」が欠かせない。


誰が言ったか知らないが
「夏は芦毛」
だそうで。


暑い季節には、黒い馬は熱を吸収してしまってバテやすく、
白い馬は熱を反射するかたバテにくいのだ。
といった説明をどこかで聞いたことがあるのだが。


本当だろうか?



【みんなのケイバを考える】 グリーンチャンネルへの橋渡しになってほしーの...


「あれじゃ競馬を楽しめない」

「"みんなのケイバ"を見たくないから競馬場に来てしまった」

「ほしのあきまで、あまり好きではなくなってしまった」


P5030050.JPGのサムネール画像
そんなふうに競馬ファンが漏らしているのを、最近立て続けに聞いた。
一競馬人として、とても残念なことである。


フジテレビ系で放送する"みんなのケイバ"の狙いはきっと、
競馬素人の有名人を起用して、
素人も楽しめる、誰でも楽しめる、まだ競馬を知らない人に広めていこう、
という、
CLUBKEIBAに似た発想だと思う。


<「みんなのケイバ見たくないから競馬場に来た」だなんて言わないで...>


でも空回りしてはいないだろうか。


関口隆哉著「牧場発 種牡馬たちの真実」  ~JC・賞金2億5千万円の裏で~


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ジャパンカップ優勝馬の賞金がいくらか、憶えているだろうか?

2億5000万円。

多くの競馬ファンにとっては、そんなのあんまり関係ない数字。
目の前の馬券のほうが大事だ。




<JCの覇者アドマイヤムーンが手にした金額は...>

ダビスタをやっていたころは、その賞金がゲーム上の運転資金になっていくから、
僕でも結構気にしていたが、
つい10年くらい前、それは1億3000万円くらいだったように記憶している。

知らない間に2倍の額に。

競馬界は景気がいいんだね。
競馬素人であれば、そう勘違いするところだろう。


もちろん競馬ファンの方ならご存知のとおりで、そんな景気が良いはずはない。
10年前頃から、どんどんと地方競馬が廃止になっていっている。
上山、三条、足利、高崎、中津、、、
馬産地でも、あの早田牧場の倒産を筆頭に、牧場の閉鎖が相次いでいる。


賞金額は上がる。
馬は売れない。牧場はつぶれる。


このにわかには理解しがたい乖離を、関口隆哉著の「牧場発 種牡馬たちの真実」は説明してくれる。



すごく簡単にいうと、こんな感じではなかろうか。

【七夕賞】ナリタプレリュード もはや貴重な"ミルリーフの血"が走る


ミホノブルボン

ヤシマソブリン

マサラッキ

オサイチジョージ

ユーセイトップラン

イナリワン


これら名立たる名馬たちの共通点は何?
血統に少しでも詳しい方ならすぐにピンと来るはずですが、答えは

「ミルリーフ系」

そして、残念ながらもうひとつ共通点と言ってしまってもよいのが、
繁殖として不成功であるという。。


新馬戦が真っ盛りで、いつもよりは血統に気を配る今日この頃。
ふと、そういえば「ミルリーフ系」どうしてるかなあ?
と思って調べてみれば、不安は的中。
素人目にもこれはだいぶ廃れてしまっている感。

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ミホノブルボンで競馬を始めた私としてはなんとも悲しい。
でもマサラッキ、ヤシマソブリン、ユーセイトップランといえば、
ついこの間までターフを沸かせていた名馬たちなのに、
早くもその血脈が廃れつつあるというのは、
サラブレッドの世界はなんと目まぐるしいのでしょうか。


                                                                          <ミルリーフ系の雄・ミホノブルボン>


 

編集長プロフィール

おくりばんと:大学院卒業後、競馬文化の発展を目指し「競馬ナンデ 予想・回顧アーカイブス」を制作。一般予想家に<WEB論壇>を提供し、競馬知識の集合知化することにより、「知的推理ゲーム」としての競馬文化向上を図る。

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