第40回高松宮記念のポイント【先週の傾向から】

とうとう現中京があと2日で改装工事のためなくなってしまいます。

予定では直線に坂が設けられ400mに、今までの傾向が全く役に立たないことになります。

ローカル開催では唯一のG1レースがある中京、今週はその高松宮記念ですから過去の傾向や馬場読みなどから悔いのない予想をしたいところです。

過去の宮記念の馬場状態では、良は先行有利に道悪では差し有利になることが主ですがこれに現在の芝の状態を加味してみます。

先週の土日の1200mの傾向は、勝ち馬の4頭は3~4角では外目(ラチから3~4頭分より外)を回っています。これはコーナーの痛みから内側を通った馬に負担がかかっているものが伸び悩みを起こしているものです。

クラスが上になるほど外差し傾向になっていて、トリトンSでは後方の3頭がかなり外目を通り直線の6~7分どころから伸びて間に合っていました。

内ラチを通る馬はペースが遅くない限り残れない馬場でも、内枠の差し馬は4角で内側にスペースが空きやすいのでそこを突くコース取りがいいという利点はあります。ファルコンSのトシギャングスターがそれです。

外目に進路を取る騎手が多いので内が空きやすく、荒れ馬場をこなせる馬ならこの戦法は通用して来ます。しかしギャンブル性があるので信頼はしにくいです。

ハイペースではこれがより効果的と思えますがヒモ的存在でしょう、結果でいうと外枠エーシンホワイティが勝てたのも出走枠によるものだったと言えます。

スムーズに外目を通り直線に向いて来れる中~外枠はやはり有利でしょうから、ひとつの傾向と言えます。

渋ればさらにこの傾向は強まるはずです。

脚質と枠の関係がポイントになる高松宮記念ではないでしょうか?


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