ドバイを最後にウオッカが引退しました。
ダービー、JCを制覇してライバルダイワスカーレットを鼻差抑えた秋の天皇賞。
安田記念を連覇しその舞台が東京であっても立派な成績です。
脚の出し方に右回りが不向きな面は今となって見れば、弱さと強さを秘めた人間らしい馬のようでした。
豪快な駆けっぷりには見る人を魅了し、やっぱりダービーのあの着差ある勝ち方が印象的。
これまでG1に17戦出走し(7-2-3-5)ドバイ着外2戦を含む、十分過ぎる成績。
記憶にも記録にも残る牝馬がターフを去り、世話をしてきた人達やウオッカファンは安堵と寂しさを感じたことでしょう。
JRAにはブランドCMがあります、2005年のラストランはちょっと泣かせるいい作品でした。ウオッカ号には感謝と、これからもさらに活躍を期待します。