われわれも3歳馬も不適正なレースの選択によってムダにほんろうされ続けて来ています。
それを読むのも予想のウチですが・・・
スピードが身上のマイル寄りや気性の勝ったタイプの馬をいちホースマンの夢に乗せて王道を歩ませ、有能な馬がマイル路線に至るまでに年を越してしまってます。
馬の将来より自己満足とも言えるクラシック3冠に多くのホースマンは挑戦させる。
特に記念出走ほど馬を壊す恐れがある、アンライバルドもマイルへ変更しなかった。
今思うとスマイルジャックは大切な秋の過程を菊という夢でしかない人のエゴにより、
成長を阻害させたクチ。
こうして成長期にある時期を約1年棒に振る、だからいつまで経ってもマイルレベルが上がらない。
可能性に賭けるならそれを満たす要素を見極める力が、人側にまず求められていることを認識してほしい。
要望を言えば秋マイル設定から朝日FSを含めての冠路線でもあれば、3歳の夏の越し方や春当時からの路線の選択を少しは正せると思う。いわゆる3歳マイルクラシック路線の確立になる。
有馬記念での3歳馬の力量を見れば、目を向ける馬が増えると古馬マイルCSさえ勝てる確率が上がるもの。
その点3歳牝馬は秋2000mという中間距離にあり、選択には現実性がある。
ここ数年牝馬の活躍も3歳時に畑違いな舞台を踏まないことで、成長力を低下させない過程もあるのではないでしょうか。
今週行われるダービーが好走の部類であっても秋への選択を誤らないようにしてほしい。
NHKマイルCを勝ったダノンシャンティがここを勝ったとしても菊花賞へは行かないでもらいたい。
秋天皇賞の選択がその先にある(マイルC)(JC)(有馬)に向けてその瞬発力に磨きをかけてこそ、王道ではないか。
エルコンドルパサーやディープスカイ級でもJCと秋天への路線、夢より現実をちゃんと見極めた陣営の正しい方向性と言えるでしょう。
ホースマンの夢舞台はこのダービーまでで終わり。
競馬の祭典という頂点から、3歳トップホースたちへは本当の意味で競走馬の採点を下してもらいたい。あっまた、せっかくのくだりを締めでチャラけちまったよ・・・治らないねえ~