想像してごらん...
サンライズプリンスが出走していたら...
ということで、
私の年度代表馬は、
サンライズプリンスにしたいと思います。
幻の年度代表馬です。
今年の日本ダービーのことについてはまだ粘着してしまいますね。
もちろんこれで最後ですが・・・
もう忘れられてしまっているかもしれませんが、
サンライズプリンスも登録していたのですよね。
この屈けん炎は本当に悲しかったなあ・・・
レース前にあんまりそんなことを言うと盛り下げてしまうと思ったのであまり言いませんでしたが、
本当に悲しかった
レースの質がまったく変わってしまいましたからね。
もしも出ていたら、
少なくともこの馬は2:25くらいでは走れるだろうから、
あるいは走れると思われていた馬だから、
全く流れは変わっていたはず。
今年は有馬記念もかなりスローに流れて、
結局レースを動かしたのも外国人ジョッキーだった。
日本人ジョッキーは本当にだらしないなという論調も多い。
ただ、僕としては今年の日本ダービーのようなレースも、真にガチンコだと思う。
ガチンコだからこそ誰も動けない。
ダービーだし、取りあえず前に行って逃げてテレビに映っておいてやろうというような逃げがあったとしても、
これはむしろガチンコではないと思う。
競馬はショースポーツではない。
心から勝ちたい、
自分の馬が勝つ可能性を少しでも上げたいと全ての騎手が思うあまり、
俺は動けない、いけにえにはなれない、と思うからこそ、
逆にがんじがらめになって結局誰も動かなかったというのも、
ガチンコゆえ。
むしろ問題は、
出馬表の段階で、1頭も逃げ馬がいなかったことではないかと思う。
ここまでくると騎手だけの責任ではなくて、
そこに至るまでに逃げ馬を造れなかった、
調教師?生産界?馬主?JRA?色んなところに問題があって、日本人騎手だけの責任ではないのかなと個人的には思う。
そして今年は不運も重なった。
ヤマニンエルブとサンライズプリンスという個性的なスピード馬がたまたま故障してしまったこと。
彼らがどのレースに出走を考えていたかは定かでないが、
菊花賞も、天皇賞も、JCも、有馬記念も、
ああ彼らがいたらどうなっていただろうか・・・・
と考えると思いは尽きない。
そういう意味で彼らは歴史を塗り替えるはずだった馬。
結果としてスローばかりに終わってしまったからこそ心に留めておきたい、
幻の年度代表馬。
来る年は、
彼らの復活と、
よりたくさんの個性的な馬、というか、
要は逃げ馬がたくさん出てくることを期待したい。