ちょっと大法螺を吹いてみました(笑)
まぁ、かなりの部分本気です。60歳になったらまじめに取り組んでみようかと。1/20程度の持ち分で数頭に出資。60歳になるまでは試行段階と考え、試行錯誤をかさねています。
要注意点
1.2010年産の募集から補償がなくなったこと。これまでは出資馬が走らなければ何らかの補償制度が用意されていて、出資者は大きな損害を被らないようになっていましたが、金融当局から「損失補てん」との指摘があり、廃止されました。
これは退会者を出さないためのクラブ側の措置でもあったわけですが、出資者にとってはリスクの増大になります。
まぁ、走る馬に出資していれば関係のないことではありますが...。高額馬には出資しづらくなったということはいえそうです。
私などは、社台系の募集馬の価格は高すぎて、コストパフォーマンスの上で不利だと考えており、高額馬は敬遠していますから(といいつつもケイアイファーム産の2009年産ディープ産駒に出資してしまったですが...もっとも500分の1)、それほど影響があるわけではないのかもしれませんが、要注意点ではあります。
2.では、補償なき時代の出資馬選択法はどうあるべきか?
まず考えられるのは、早期デビューの可能性の高い馬を選び出すということ。2歳になると預託料等の経費がかかるようになり、また、未勝利戦が終わる時期も従前と比べて随分早くなっていますから、デビューが遅れると数戦でJRAからの退出が求められます。また、夏のローカル戦等は出走頭数も少なく勝ち上がりも容易ですが、暮れから春にかけての新馬戦はフルゲートも珍しくなく、勝つことは困難になります。早期デビューの馬を狙う、第2の注意点としておきましょう。
3.早期デビューの馬を見つける方法を考えてみましょう。血統・育成状態・厩舎の傾向等、見分け方はいくつかありますが、一番確実なのは、「近日入厩」のアナウンスがあった馬に出資するという方法。具体的には、各クラブのカタログから狙い馬を数頭選んでおき、入厩のアナウンスのあった馬から順次出資をするという方法。この方法だと、資金を長期間寝かせておく必要がなくなり、資金管理が楽になるというメリットもあります。一口馬主を投資と考える場合は、この資金を寝かさないということが重要になります。
4.入厩のアナウンスがあった時点で出資をするためには、何よりもその時点で口数が残っていることが必要です。満口になっていたのでは出資そのものができませんから(笑)。
そういう意味では社台系の人気クラブはこの作戦は使えません。いつまでも残口のある不人気クラブを選ばなければなりません。
こうした不人気クラブでも一部の高額馬は早い時期に満口になりますが、大半の馬は売れ残っていますから、この作戦が使えます。
私の観察するところでは、
人 気 社台・サンデー・キャロット
普 通 ラフィアン・東京・ロード
不人気 その他
というところでしょうか。
いつまでも売れ残っている馬に出資するのは不安と感じる方もいるでしょうが、一口馬主における人気とは、大衆人気にほかならず、早期に満口になった馬が必ずしも走るわけではありません。「人の行く裏に道あり宝の山」との相場格言は一口馬主にもあてはまります。