一般に言われる2走ボケは、休み明けでカラダができてないのに負荷の大きいレースをしたときに起こります。
それを見定めるのは難しく、調教師や担当厩務員でもよくわからないようです。
人でいうところの久々の町内の運動会に出た疲労が、なかなか抜けないのと同じような・・・
筋肉の疲労や内臓面の判断は容易にはいきませんから、まずはどんなレースだったかを見るのが良いかと。
この前のヤマニンキングリーの凡走がそうじゃないかなあ~と思います。
新潟記念では好位追走も前半のペースはスロー。
脚をムダに使うような入りじゃなく、それでも4角では置かれぎみ。
直線でも失速まではいかなくても伸びない末脚。
タイプから言えば、追い出すとクビが高くなって推進力が失われがち。
長い直線には対応が難しいと考えられるか。
前走の小倉記念は前半3ハロンが33秒台と速く、それに乗っていって踏ん張り通す内容。
最初から最後まで負荷の大きいレースだったと思われます。
休み明けで7~8分のデキでしょうか・・・
そんななかでの好走による次走への好評価は自然です。
河内調教師も不安のない様子でしたし、むしろ上積みを口にするほど。
結果、惨敗。
では小倉記念での他の先行馬はいうと、エーシンジーライン、リクエストソングは次走も好走。
ヤマニンキングリーがあそこまでの着順は悪る過ぎと思います。
俗に言う2走ボケの疑いを持ちました。
さて今週の朝日CCへ中1週での出走。
カラダの疲労による敗因だとしたら、この間隔での出走はいい選択でしょうか。
相手をみても十分にやれるはずですが、短い期間でリフレッシュされているかは気になります。
今回は内回りの2000mなので、条件はいいでしょう。
でもローテには疑問に思います。
その河内教師師の今年の成績は昨年からかなり低迷しています。
今現在、リーディング100位以下。
ヤマニンキングリーは看板馬で、稼ぎ頭。
成績に目が行ってるなら、焦りのある出走とも感じます。
ここはもう少し間隔を置いて、まずはリフレッシュがと素人なりに思いますがどうでしょうか?
力は通用しますから、この少頭数なので切り捨てには困るところ。
未だはっきりとしない休み明け2走目の動向に、プロの声さえ聞いてはいけないのですから。
朝日CCではその2走目となるのに、レディアルバローザとホクトスルタンがいます。
どうなるでしょうか?