集客の目玉となりうる今回のロケットマン参戦
昨年の回避の動きを見れば、単なる物見遊山ではない事が窺い知れる
しかし、馬場もコースも、そして出走メンバーやレース自体の流れなどの情報を入手する事が出来ず、わたし勝負師としては五里霧中の推測となり、信念を持って評価する事が出来ない馬である事が、非常に悔しく残念である
生涯で4回負けていると言っても、資料を見る限りはほぼ着差の無い、勝ちに等しい2着が全てなので、生涯無敗と言っても良いぐらい高いパフォーマンスを連発できる精神力と感性を持っている馬だという事は断言できるだろう
UAEへの初の空輸となった2010年3月のゴールデンシャヒーン
ココで米国の馬に負けていて、この時の着差(1/2馬身)がロケットマン最大の負け着差なのだが、ココに何かヒントがあるのかもしれない
直線で早目に先頭に立ったキンセールキングに対し、残り200ぐらいで追い出すロケットマン
しかし、伸び脚が同じぐらいの感じで、捉えきれずに敗れている、着差的には完敗と言っても良い
そもそもスプリント戦は、トップスピードに達する2ハロン目から、ゴール板を通過する瞬間まで、レースの流れはドンドン減速を続ける特徴を持っている
おそらく、おそらくではあるが、ロケットマンは前後半落差の極めて大きい、超前傾Lapで最も高いパフォーマンスを発揮するタイプの馬ではないか??消耗戦に強いナスルーラ系である事も、それを裏付けているモノと思われる
キンセールキングに負けたレースのLapが手に入らないので、不明の域を脱しないが、イーブンペースに近かったのではないだろうか?
今回の出走予定メンバーで、前3走を32.0秒台でハナを切った馬は居ない
平均にはならないだろうが、ロケットマンの好走範疇でレースが流れると、状態面で下降気味とか、またはよほどのアクシデントが無い限り、ニッポン馬が撫で斬りにされる公算はかなり高いと思っている
絶対にありえないが、スローに流れて瞬発力勝負になった場合は、案外脆いと感じる
しかし、前10年では・・・・・・・・・・一度としてそんなレースにはなっていない
だとすると・・・・・・・・・やはり中山でも強いのか?