おなじみ、山崎豊子原作で映画・ドラマ化された超大作、内容は巨大大学病院内での黒い内幕や、天才外科医のエグい出世物語
最後は、外科医自身が夢半ばで癌で亡くなるという、人生の儚さをも描いた作品なのである
山崎豊子氏は、執筆に際して5年間実際に大学病院に通ったり、術中に立ち会ったりと、その取材力はどのようなマスメディアの精度も超越している、わたしは山崎豊子氏のバイタリティと創造性に驚嘆するとともに、現存する人間で数少ない尊敬に値する人物であると思っている
実に・・・・・・・実に感じる事なのだが、金融業界や政財界、あるいはヤクザ業界を題材にした小説・または映画は多いが、日本中央競馬会を題材にした映画は存在しない、正確に言うと娯楽大作としての、組織をクローズアップした映画という意味である
たしかに、松尾某が書いた小説 ゛ジョッキー゛ はクオリティが高く非常に面白かった
田原が原案した漫画も、陳腐だがそれなりに面白かった
小沼啓二の内幕暴露本も、中々秀逸だとは思う
しかし、モノホンの小説家、それも山崎豊子レベルの超一流作家による、本格的なサークル小説は存在しない
もしかしたら、王朝内に侵入して活動しながら実態を暴こうとする人間が、闇に抹殺されるが如く、サークル内で活動する人間は抹殺されていたりして・・・・・・(笑) 事故死にみせかけられたりして
山崎豊子先生も、今やかなりのご高齢
白い巨塔の頃と比較して、その体力も創造力も低下しているのかもしれないので、サークル内で長期取材の上で作品を完成させる事はムリなのかもしれないが、是非トライしてもらいたいと切に願っている
調教師と馬主の関係、理事の野望、社台の覇権、ファンを人と思わぬ思考・・・・・
白い巨塔以上に面白い作品になる事間違い無し!!!!!
山崎豊子先生に近い方が、もしナンデを見てくださっていらしたら、是非推奨願いたい、問題提起と共に、あるべき未来の競馬産業の位置づけが浮かび上がるだろう
まぁムリだろう・・・・
でもイイさ
わたしが65歳で現役を引退したら
年金と馬券で生活しながら、必ずや白い巨塔 サークル編を世に出そうではないか
ボケ防止にはちょうど良いだろう!!
そんなモノ書くな!!!と脅されたら???? 決して屈しない
書かなければ、とびきりの美女を差し上げると言われたら??? 首を縦に振らない
書かない替わりに、理事に加えると言われたら??? ノー!!
しょうがないからカネやるよ・・・・・・ えっ!!いくらぐらい???
人間・・・・誰しも弱点はあるものだ・・・・・・・