東京の2100という絶妙なバイアスで、非常に面白いレースが行われていたこのジャパンカップダート
悪の権化JRAは、土曜に行うGⅠは売り上げが伸びないという事と、GⅠの施行のない週に強引にジャパンカップダートを移したために、それはそれはクソ面白くもないレースが行われる事となった
関西ファンには良い事かもしれないが、阪神の1800では面白さは半減である
2008年からの三年間は、強くて行き脚力のある馬が二連勝中であるし、そもそも紛れも少なく評価通りに着順が埋まってしまう傾向が強い
2007年までの上位好走馬は、軒並み瞬発力で差し込んでくる馬が圧倒的に多い
2007年 ヴァーミリアン 11-9-7
2006年 アロンダイト 7-7-7
2005年 カネヒキリ 8-8-6
2004年 タイムパラドックス 10-10-6
2003年 フリートストリートダンサー 3-2-2
2001年 クロフネ 10-3-1
2000年 ウイングアロー 10-7-3
通過順1-1-1で馬券になった馬は一頭も居ない
今年の場合も、能力的に上位とみなされる例えばトランセンドにしてもエスポワールシチーにしても、ハナを切るテン速があるので勝ち負けは必至だろう
前走でトウショウフリークが逃げても、結局は四角で並ばれてしまってはガチの能力勝負になってしまうので、オッズと着順の連動性は揺るがないだろう
二頭の間に何かが入り込む可能性を探索するよりは、観戦するにこした事はない
もっともトーシローが二頭を絡めた三連系馬券を多量に投票するだろうから、主催者側にとっては結構オイシイドル箱レースという位置づけなのかもしれない
ジャパンカップなのに、芝のレースとは違って米国馬から見向きもされない低レベルレース、さりとて公営馬には敷居が高すぎるという、何とも中途半端でサイアクな施行内容
阪神でやるからこうなるんだよ
東京に戻す事が必須条件だろうな、売り上げ的にもね☆