天皇賞春2016 | 単勝 | 複勝 |
ゴールドアクター吉田隼 キタサンブラック武豊 シュヴァルグラン福永 サウンズオブアース藤岡 フェイムゲームボウマン アルバートルメール トゥインクル勝浦 タンタアレグリア蛯名 トーホウジャッカル酒井 サトノノブレス川田 アドマイヤデウス岩田 ファタモルガーナ内田博 トーセンレーヴ武幸四郎 ファントムライト戸崎 マドリードカフェ川島 ヤマニンボワラクテ カレンミロティック秋山 マイネルメダリスト和田 | 3.6 4.5 6.0 6.2 15 18 23 24 24 32 34 35 42 50 54 65 91 92 | 1.5 1.6 2.0 2.0 4.0 5.0 5.0 6.1 5.9 5.6 7.7 8.0 10 12 19 30 30 31 |
競馬ナンデでも、菊花賞と天皇賞春のときだけは特に血統予想家に注目が集まり、血統論議も喧しく行われたものだ。しかし、最近ではいずれも超高速馬場で行われるようになり、あまり長距離向きのスタミナというものが必要なくなったためか、そのような血統論議も姿を消しつつある。
今年も人気3頭があまり長距離血統らしくない。キタサンブラックの母の父はサクラバクシンオーであり、生粋のスプリンターだ。それでも菊花賞を制してしまっているのだから、いまさら血統云々を語る者は少ないだろう。
ここのところ長距離で覚醒したシュヴァルグランも母は短距離を中心に活躍したハルーワスウィートで、姉もマイルで活躍したヴィルシーナだ。母の父マキャベリアンも短距離色が強い。
もはやスタミナの塊といった印象のある長距離専門馬フェイムゲームでさえも、母の父はアレミロード。産駒はダート短距離を中心に活躍した馬が多い。母ホールオブフェームもダート短距離、兄バランスオブゲームも1800mを得意とした。
むしろ重厚なスタミナ血統を持つ馬はファタモルガーナやアルバートなど人気薄の馬に多い。血統予想論再興の夢は人気薄馬の台頭に託された。