今年はNHKマイルカップに桜花賞組が5頭も出走しそうだ。4着カラクレナイ、5着アエロリット、8着ライジングリーズン、11着ミスエルテ、13着ゴールドケープ。1着のレーヌミノルまで出走する可能性があったがこちらは回避しオークスになったが。
例年ここまで桜花賞組が出走することはなく、距離適性重視の傾向が強まってきたといえるだろう。
モンドキャンノは、スプリングステークスから始動するがNHKマイルカップへ向かう予定。函館2歳Sでは1200重賞のハイペースでも引っ掛かるほど気がよくスピードがあるところを見せており、やはり適性は短距離。朝日杯FSではうまく折り合い僅差2着に持ち込んだ。この路線では今のところ抜けた存在か。
昨年は桜花賞で圧倒的人気を裏切ったメジャーエンブレムがNHKマイルで牡馬相手に雪辱のG1制覇というドラマがあったが、今年はどうか。
アエロリットは東京マイルで重賞2着の実績があり、ミスエルテは牡馬相手の朝日杯で折り合いを欠きながら4着と健闘しており、チャンスはありそうな面々だ。
NHKマイルカップ2017出走予定馬・予想オッズ
東京競馬場芝1600M
日程:2017.5.7 賞金順出走可能頭数:18頭
予想オッズ | 出走予定馬 | 想定騎手 | 厩舎 | 血統(父馬) | 前走成績 | 出走権 |
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5.7 | サトノアレス | 四位 | 藤沢 | ディープインパクト | 皐月賞11 | 確定 |
5.8 | モンドキャンノ | ルメール | 安田 | キンシャサノキセキ | スプリン10 | 確 |
6.0 | カラクレナイ | デムーロ | 松下 | ローエングリン | 桜花賞4 | 確 |
6.0 | アエロリット | 横山典 | 菊沢 | クロフネ | 桜花賞5 | 確 |
10.3 | ジョーストリクトリ | 武豊 | 清水 | ジョーカプチーノ | NZT1 | 確 |
10.6 | ミスエルテ | 川田 | 池江 | フランケル | 桜花賞11 | 確 |
11.1 | アウトライアーズ | 田辺 | 小島 | ヴィクトワールピサ | 皐月賞12 | 確 |
11.1 | レッドアンシェル | 福永 | 庄野 | マンハッタンカフェ | アーリントン2 | 確 |
23.1 | メイソンジュニア | 菱田 | 渡辺 | メイソン | NZT2 | 確 |
23.3 | コウソクストレート | 戸崎 | 中館 | ヴィクトワールピサ | ファルコン1 | 確 |
27.0 | ライジングリーズン | 丸田 | 奥村 | ブラックタイド | 桜花賞8 | 優先権 |
27.4 | ボンセルヴィーソ | 松山 | 池添 | ダイワメジャー | NZT3 | 確 |
27.8 | タイムトリップ | 戸崎 | 菊川 | ロードアルティマ | NZT5 | 確定 |
29.9 | ディバインコード | 柴田善 | 栗田 | マツリダゴッホ | アーリントン3 | |
45.0 | タイセイスターリー | 矢作 | マンハッタンカフェ | NZT7 | 確定 | |
52.9 | ガンサリュート | 北村友 | 安田 | ダノンシャンティ | 毎日杯7 | ボーダー |
73.9 | ダイイチターミナル | 大野 | 高市 | コンデュイット | NZT9 | ボーダー |
75.8 | オールザゴー | 内田 | 矢作 | ステイゴールド | マーガレ1 | 確 |
76.7 | リエノテソーロ | 武井 | speightstown | アネモネS4 | 確 | |
79.8 | キョウヘイ | 高倉 | 宮本 | リーチザクラウン | アーリントン7 | 確定 |
81.1 | ナイトバナレット | 中谷 | 矢作 | ディープブリランテ | NZT10 | ボーダー |
94.6 | ゴールドケープ | 丸山 | 荒川 | ワークフォース | 桜花賞13 | 優先権 |
109.8 | クインズサリナ | 亀田 | ダノンシャンティ | マーガレ2 | ボーダー | |
138.7 | マイネルバールマン | 栗田 | ジョーカプチーノ | ファルコン10 | 確定 |
ボンセルヴィーソも朝日杯FSでは低評価を覆し良いスピードを見せて粘りこんだ。阪神マイルは力が問われるコースでフロックではない。
キョウヘイはシンザン記念で後方一気の素晴らしい脚で差し切り。ただ、展開と馬場がはまったとの評価が強く、東京の高速馬場でどこまでやれるかは未知数。
タイムトリップは、クロッカスステークスでは今までにない後方待機で外から差し切る強い内容。斤量を他より1キロ重く背負ってのものだから力が違った完勝といえる。マイルの距離に対応できれば怖い一頭。