そこで問題となるのがフランケル産駒の距離適性。フランケルは世界最強のマイラーとして知られ、一度は凱旋門賞に出走のプランもあったが、やはり距離適性も考慮され最後までチャンピオンディスタンスは走らずに引退した。最も長い距離を走ったのは2000mの英国際ステークスと英チャンピオンステークスで、これらも圧勝しているものの、やはり2400は未知数。直線で脚が止まる可能性も否めない。
ただ、オークスというのは距離適性よりも完成度が優先されるレースとも言われる。過去にもウメノファイバーやダイワエルシエーロ、ユキノビジンといったマイラー血統とされた馬たちが距離を克服している。
ソウルスターリングが府中の直線で弾けるのか止まるのか、注目が集まる。
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