武豊騎手は過去にインタビューで、「東京競馬場は最も広いコースだが、小回りコースのような感じ」という矛盾した発言をしている。「内側が残りやすいので、小回りだと思って乗らないといけない」という分析をしている。
そう。ディープインパクトで大外一気のイメージが強い武豊騎手だが、通常はそんなことはない。なるべく内をロスなく運んでいる。キズナでもアドマイヤベガでも直線に向くまでは内でじっとしていた。
そこで調べてみると日本ダービーを制した5回はいずれも内枠でのものだった。
キズナ1番枠
ディープインパクト5番枠
タニノギムレット3番枠
アドマイヤベガ2番枠
スペシャルウィーク5番枠
逆に外枠では、17番枠クロフネで5着、17番枠トーセンスターダムで16着、10番枠アドマイヤムーンで7着などなど、人気を裏切るケースも多いことがわかった。
さあ、運命の枠順発表は明日。ダンビュライト騎乗予定の武豊騎手も恐らく内枠を願っていることだろう。