僕は新馬戦を見たときから決めていました
サトノアーサーです。
走法で決めるので、大体毎年新馬で見た段階で目星をつけるんです。
去年はシルバーステートかサトノダイヤモンドだと思ったのですけどね。
今年はこれ。
サラブレッドの理想的な走法って僕はこうだと思っています。
1しっかりと首を低くして振り子のように使えて推進力を生みだしている
2しっかりと脚を上げて歩幅を稼げている
(もちろん回転が速い方がよいとかいうことは当然ですが)
ただ、1と2は両立しないんですね基本的に。
首を低くすると、脚は上がりにくくなってしまう。
脚を振り上げると後ろに重心がかかって首が立ち気味になってしまう。
もしも両方を無理に実現しようとすると、
前脚が顔に当たってごっちんこして走りにくいでしょうね。
だからそんな馬はいないだろうと思っていたら、
いたんですよ。
初めてそんな馬を見ました。
それがサトノアーサーです。
特殊。
変な馬。
でももしかしたら新種のすごい馬かもしれない。
それを証明してくれるのが今回のダービーかもしれない。
それに賭けたい。ということで決めました。
因みに新馬後の話ですが、
シクラメン賞ではそこまで首をむやみに下げずにマイルドになっていて、一番バランスが良い走りになってた気がします。
きさらぎ賞では別馬のようにダメな走りになっています。
脚が上がっていません。
雨馬場に脚をとられたというか、滑らないように加減して走っていたのかもしれません。
あれでは勝てません。
毎日杯はフットワークはまずまず良かったですが、
内伸びのコースでアルアイン相手にあそこまで外を回しては、、
内容はアルアインより強かったと思います。
今回良馬場なら、本来のフットワークが復活して、
直線一気にごぼう抜きしてくれるのではないでしょうか。
因みに、これまでの動向からしても川田騎手はかなりこの馬に拘っていたように思います。
この馬でダービーと決めて、皐月賞の騎乗さえ放棄したのではないでしたっけ。
彼にしかわからないことですが、こんな馬に出会ったのは初めてで、決め打ってきたのではないでしょうか。