有馬記念といえば、「復活」ですよね。オグリキャップ、トウカイテイオー、グランスワンダー、、。奇跡の復活というフレーズを何度聞いたことか。
では宝塚記念というと、あなたはどんな言葉を思い浮かべますか。私は「悲願」です。メジロライアン、メイショウドトウ、ダンツシアトル、アーネストリー、マーベラスサンデー、サイレンススズカ、いずれも実力はあるもののなかなかG1勝利に届かなかった馬たちが、この宝塚記念で悲願を遂げました。
こうやってみてみると、いずれも積極的な競馬で押し切ってのものが多い気がしますね。
では、今年もそのドラマが繰り返されるのでしょうか?
該当するのはどの馬でしょう。やはり最初に思い当たるのはシュヴァルグランでしょう。ここまでもGⅡ勝ちは2つあるものの、G1では3着2回、2着1回とあと一歩手が届いていません。悲願とはまさにこの馬のためにある言葉かもしれません。あとは先達のように積極的な競馬ができるかどうか。福永騎手は以前からスタミナには何の不安もない馬と公言しているだけに、キタサンブラックに競りかけて競り落とすような強気の競馬を期待したいものです。