チャンピオンズカップ2017血統予想:下彦本命キングズガード「中京ダート巧者シニスターミニスター」

何を中心に据えたら良いのか迷いますが、中京ダート(1-1-2-0)内1800m(0-1-0-0)で、枠問わず下げて内に入れ3角からスムーズに上げてストレートで追い上げるというパターン化された競馬質ながら中京は一際目立つ脚色の◎キングズガードから。29走して(8-8-8-5)複勝率82.7%は超堅実、どんなペースでも必ず最後は伸びてきて馬券に絡んでくれるという感覚。距離1800mに関しては一昨年の当コースでの濃尾特別で一頭鋭い脚で伸びてきてのハナ差2着、前走みやこSは離された3着ながら追い出しを少し遅らせていた様子の直線だけのレースでいずれもゴール前の脚色は良い感じで、長いということはなさそうです。
ダートは場所問わず良く走るシニスターミニスター(APインディ系)産駒、母父キングヘイロー(ダンシングブレーヴ)、母母父デインヒル(ダンジグ)、父母父には中京は通年よく走るヴァイスリージェント系のザプライムミニスター(デピュティミニスター)があります。
内ならもっとよかったのですが。

◯ロンドンタウン
前走コリアカップは良いスタートを切るとそのまま逃げてクリソライト以下を離す一方の強い競馬でしたが、クリソライトは適正外、他馬は力が2枚落ちのメンバーとすれば佐賀記念同様レベル面では参考外かもしれません。がやはり道悪エルムSのレコード駆けは強かったですし、この枠なら中団やや前内を取れそうであとは流れてくれれば良いレースが出来そうです。中京は(0-0-0-3)と結果が出ていませんが、適性外の1400m2戦とスローとなった今年の東海Sなので度外視。
父はフジキセキ×デピュティミニスターのカネヒキリ、母父はアメリカンダートの持続力血統のマンノウォー系のオナーアンドグローリー、母母父にストームキャットなので血統背景も良さそうです。

▲テイエムジンソク
前走同様外寄り枠の方が良さそうという点では13番なら。流れた上で番手〜先団からになれば良い走りをしてきそうです。

△ローズプリンスダム
レパードS勝ち後休み明け前走みやこSは出遅れ→挟まれ→進路無しという蚊帳の外の競馬。母方の血統からも拾っておきたい一頭。父はパワー型のロージズインメイ(デヴィルヒズデュー)、母父シンボリクリスエス、母母父トニービン、4代にリアルシャダイとロベルト系が2本のタフネス型。寒い時期の時計を要すダートが向きそうな点、中京での人気薄のロベルトを持つ馬という点から。ただ大外は良くないかもしれませんね。

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