弥生賞2018出走馬は6頭?ジェネラーレウーノ・アイトーン回避で史上最少頭数の可能性も

 京成杯馬ジェネラーレウーノが弥生賞を使わず、皐月賞に直行するローテーションが発表された。これ以外にもアイトーンが若葉ステークスに回ることとしたため、現段階で弥生賞に出走意思を表明している馬は下記のたった6頭ということになった。
 弥生賞に関しては、2歳チャンピオンのダノンプレミアムが早々と出走表明。その他無敗の東スポ杯馬ワグネリアン、こちらも無敗でシクラメン賞を好時計勝ちしたオブセッションも出走を予定。ホープフルS2着馬、4着馬も出走表明して超ハイレベルとの評判が立ったため、これを避ける陣営が続出。ホープフルS勝ち馬タイムフライヤーまでもが若葉Sで始動することになっている。
 過去報知杯弥生賞が最も頭数が少なかったのは2001年。このときは無敗でラジオNIKKEI賞を制した有力馬アグネスタキオンが出走するため避ける陣営が多く、8頭だった。今回はこれを下回る可能性も十分ありそうだ。
 なお、G2戦以上の競走の場合、JRA規定により、頭数が5頭以下になったとしてもレースが成立する。仮に1頭だての場合は単走となるが、記録はない。

弥生賞2018出走予定馬・予想オッズ

中山競馬場 芝2000m
日程:2018.3.4 出走馬頭数:18頭
予想
オッズ
馬名 騎手 厩舎 血統
(父馬)
前走結果
2.7 ダノンプレミアム 川田 中内田 ディープインパクト 朝日杯1
2.9 ワグネリアン 福永 友道 ディープインパクト 東スポ1
3.4 オブセッション ルメール 藤沢 ディープインパクト シクラメン1
7.3 ジャンダルム 武豊 池江 キトゥンズジョイ ホープフル2
15.6 サンリヴァル 田辺 藤岡 ルーラーシップ ホープフル4
39.1 リビーリング 戸崎 萩原 ヴィクトワールピサ セントポーリア2
 ダノンプレミアムは朝日杯フューチュリティステークスを圧勝。ただ、マイルであそこまで強い競馬をしてしまうと、距離延長が心配になる。以前にはリオンディーズが朝日杯を勝ってしまったあと折り合い難に陥り弥生賞でも敗れている。能力は随一だが。
 ワグネリアンも東スポ杯を圧勝。世代ナンバーワンと評価するファンも多い。ただ、かなりトビが大きな馬で、中山2000mコースにどう対応するかがカギになりそう。
 オブセッションのシクラメン賞も驚愕のレース。2歳で1分45秒6というタイムはそうそう出せるものではなく、上がりのラップも優秀。ルメール騎手の評価も高い。
 ジャンダルムはビリーヴ産駒だがホープフルステークスで距離を克服。ただ、前が速く上りがかかり展開が向いたとも言われている。ここに入ってどうか。
 リビーリングは戸崎騎手が右回りの方がよいかもと発言。口向きに難のある馬だがスケールは大きく、一発の可能性を秘める。


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