桜花賞2018騎手型予想：「デムーロ騎手と心中」アキ本命レッドレグナント

◎レッドレグナントは迷うとこだけど、外枠の馬の中で最も目標を決めつけずに走れるのはこのコンビかなと。まあ出負けのリスクはある。ただ外枠はツヅミモン以外は溜め込むタイプだし、阪神外回りならリカバーしやすいかなと。その上で新馬戦では２Ｆ地点で一気に０．７秒のギアチェンジ、更にサフラン賞では超高速馬場とはいえ11.6 - 11.5 - 11.4と段階的にペースアップしての完勝。最後は流していたしもう１段階使えた印象。前走は最低限流れても対応してきた感じだし、他の馬も決め手に欠ける分デムーロと心中かな。
○プリモシーンは戸崎じゃなかったらなあという本命候補。枠はいいし、この馬も２走前。未勝利戦とはいえ11.2 - 11.3 - 11.6とそこまでドスローではない中でこのラップを差し込んだのは立派だし、相手も後の重賞勝ち馬。前走はむしろ全く違う展開だったが中盤の動きの中でロス無く回れた分の勝利。本質は決め手勝負で面白いかなという馬だし、後は戸崎次第。３・４コーナーで動かず後手に回る事だけは避けてほしいかな。
▲コーディエライトは今回のメンツと馬場だとやはりドスローまで落ち込むリスクと前残りは警戒したい中での大穴。阪神ＪＦの内容は不満なんだけど、スロー過ぎたのと、仕掛けが遅い形で外の動き出しが圧倒的に優位になりすぎた感はある。そして前走は流れた事もあったけど、そもそもスタートで接触して後方からの競馬で流れに乗る事もできなかった。並び的にはこの馬より外ではツヅミモンが前に行くくらいだし、内を被せて動ける枠。今回は警戒しておきたい。
△マウレアは枠は絶好だし決め手勝負もいけるし本命でもいいんだけど、武豊の意識的にラッキーライラックか、アーモンドアイを気にしそうなんだよなってとこ。どっちか言えば後者の考えが危ないとこで、アーモンドアイは動き出しが遅くなる・決め手も随一ではないところで消してる身なので、そこを動き出しの基準にすると出し切れないリスクは出てくるかなと。今年の武豊は乗れてる方だけど、阪神外回りで巧い！っていうイメージないんだよなあってところで本命は避けた。
□ラッキーライラックはこの枠では本命打てないでしょってとこ。以前のメジャーエンブレムとは違う脚質だけど、やっぱり阪神１６００ｍの内枠は行き切るか下げ切らないとコーナーの入り口からブレーキをかけないといけないリスクはあるし、石橋の乗り方なら前は取りに行くけどってとこ。それでも内々を回るのでチューリップ賞ほどスムーズな加速出来るかは微妙。あと、その乗り方で不安はもう１つで、前走のチューリップ賞でも明らかにスロー・高速馬場のバランスでパフォーマンスを更に上げてきている分、流れていたアルテミスＳのパフォーマンスが相対的には低い評価になる。仮に前目を取りに行ったとして、ハーレムラインあたりがペースを引き上げるとそもそも最大値のパフォーマンスを引き出せるのかが微妙。そこまで考えた上で今回は押さえが妥当だろうと。この条件で勝つところまで持ってくると石橋はホント凄いと思う。
□アンコールブリュは枠がなあ・・・これも外枠なら本命でも良かった。つぶわき賞でスローバランスの２Ｆ戦で突き抜けた脚の決め手は凄いし、前走では流れた中で脚をある程度引き出せた。新馬戦は前受し過ぎた分イマイチというとこだったし、枠が外ならなあというところで押さえ。
□ハーレムラインは腹くくってペースを引き上げきればってとこだけ。ただ特に時計面で抜けていた３走前も番手競馬で、ハナを切る競馬を大野がここで選択出来るか？は懐疑的だし、万一流れた時の保険で。
□フィニフティは未知数という分かな。素材的には前走で高いものは見せたし、新馬戦も２Ｆ戦だけどフラフラしてあまり全力で追い出していない中でのラップだし、レース慣れした今ならもう１段階上げてくる可能性はある。スローバランスならポジションは獲れる馬だしその辺も怖いかな。