もしもそんなロアリングライオンがジャパンカップに来てくれたとしたら、、人気は必至だっただろうが、今回来日のサンダリングブルーはそのロアリングライオンと渡り合ったなかなかの実力馬。人気は全くなさそうなので穴馬に面白い馬だ。
ロアリングライオンと対戦したのはインターナショナルステークス。たしかにロアリングライオンは後続を3と1/4馬身引き離して勝っているのだが、サンダリングブルーとは3キロの斤量差があった。もしも同斤量だったら際どかった計算。
また、サンダリングブルーが半馬身差に迫ったポエッツワードというのもかなりの名馬。その前にはキングジョージを制しており、ドバイシーマクラシックではレイデオロに2馬身差をつけている。ワールドホースランキングではレイデオロを大きく引き離し、ロアリングライオンと同率の4位につけた強豪である。
そして英2000ギニー馬サクソンウォリアー、ドバイターフ馬ベンバトル、愛ダービー馬ラトローブ、ドバイワールドカップ馬サンダースノウには大きく先着している。このメンバーに入っての3着はかなりの価値がある。
さらに、硬い馬場に適性があるとして、加インターナショナルステークスに出走し好走。ここ2戦が地味なレースに使ったためか人気はないが、これは怖い存在。フットワークを見ていても綺麗な大トビで、たしかに切れ味やスピードがありそうな馬だ。名よりも実を取りたい馬券ファンには、カプリよりもサンダリングブルーをオススメしておきたい。
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