阪神ジュベナイルフィリーズ2018予想:とりおやこ本命シェーングランツ「札幌1800北村宏騎手でデビューした意味」
◎ シェーングランツ
阪神JFで一番重要な要素は「デビュー戦」です。
「デビュー戦として、どの条件を使ったか」というのが、非常に重要です。
牝馬ですから、牝馬限定戦を使いたくなりますし、
2歳デビューの牝馬であれば、1200~1400mが普通だとも思います。
でも、勝ち馬のデビュー戦を見ると、牡馬相手のマイル以上がほとんどで、
牡馬クラシックの本丸へ、いきなり切り込んで行くような馬でなければ、
牝馬限定と言えど、G1を獲るのは難しいということが伺えます。
そういうことからすると、一番厳しいところを使ったのは、
クラージェゲリエの勝った札幌の1800m戦を使ったシェーングランツだと思います。
シェーングランツに関しては、新馬戦の内容がパッとしなかったので、
その後もそんなに注目してなかったんですが、
今思うと、新馬戦にどんだけ勝とうとしていたかも疑問ですよね。
今年の藤澤厩舎の2歳馬は、徹底的に外国人騎手を乗せていて、
「ルメールを乗せられなければ使わない」くらいの印象さえある中で、
元所属騎手とは言え、北村騎手を乗せていたのは不思議な感じがしました。
あの敗戦の直後は、
「ルメールじゃなく北村が乗るというのはそういうこと」みたいな声も目にしましたが、
徹底的に外国人騎手を使う中で、敢えて北村騎手を使うというのは、
藤澤師にとって、この馬が特別な存在だということの表れでもあると思うんですよね。
当時は、これっぽっちも思わなかったけど、
今、こうしてアルテミスSを勝つまでの馬になったのを見ると、そのように思うわけです。
◯ダノンファンタジー
ダノンファンタジーの新馬戦も強い。相手はグランアレグリアですからね。
ファンタジー勝ち馬は相性良くないけど、
1600デビューのファンタジーS馬は珍しい存在。
スプリントに寄ってるレースだけに、
マイルの適性があって勝つというのはすごいこと。
この馬もかなりの確率で来る。
(買い目)単勝04 600円、馬連04-13 400円
阪神ジュベナイルフィリーズ 2023の詳細を見る