「あれじゃ競馬を楽しめない」
「"みんなのケイバ"を見たくないから競馬場に来てしまった」
「ほしのあきまで、あまり好きではなくなってしまった」
そんなふうに競馬ファンが漏らしているのを、最近立て続けに聞いた。
一競馬人として、とても残念なことである。
フジテレビ系で放送する"みんなのケイバ"の狙いはきっと、
競馬素人の有名人を起用して、
素人も楽しめる、誰でも楽しめる、まだ競馬を知らない人に広めていこう、
という、
CLUBKEIBAに似た発想だと思う。
<「みんなのケイバ見たくないから競馬場に来た」だなんて言わないで...>
でも空回りしてはいないだろうか。
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僕は、何度も繰り返し主張しているように、
娯楽が多様化する中では、
「競馬ならではの楽しさ」
を強調していかなければいけないと思っています。
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「馬ってかわいい~」
だったら犬でも猫でも飼えばよいのではないか。
「競馬場って綺麗で楽しいからみんなで行こう~」
だったら新宿御苑でピクニックでもよかろう。
「競馬ならではの楽しさ」を伝えるというのは、
僕も何度も友人を競馬場に連れて行ったりした経験があるが、
そう簡単なことではない。
競馬素人の有名人が、
名前や番号で予想をして、
当たった外れたとはしゃいでいる、
今の放送内容が「競馬ならではの楽しさ」を伝えるに十分かどうかは疑問が残るところだ。
その一方で、ひとつ間違いなく言えることは、
いまの"みんなのケイバ"は、着実に、今までのコアな競馬ファンを逃してしまっているということだ。
冒頭にも挙げたような、
「"みんなのケイバ"になってから、競馬中継がどうも、、」
というオールドファンの嘆きをいくつも耳にしてきた。
そんな感想をいくつも聞いてきた。
それとも地上波は「ケイバゴッコ」で、
本当に「競馬」が好きならグリーンチャンネルに入ってください、という時代になったのだろうか。
うん。冗談じゃなく、
本当にそうなのかもしれない。
であれば、
グリーンチャンネルに入りたくなるような、コアなファンを育てる内容になっていってほしい
<テレビでやるべき内容かどうかはともかく、こういった取組みも大事、か...>
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