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【2009年小倉2歳S】メイショウヘミングから学ぶこと~馬名・レース名・地名・植物~

9月6日号の競馬ブック、小倉2歳Sのページの大見出しはこうだった。
「秋の到来を告げるパガニーニの鐘 スピード抜群メイショウヘミング」
無学な私には、わからなかった。
パガニーニ=作曲家 ヘミング=フジコ・ヘミング?
くらいまでは思いついたのだが...。

そこで調べてみた。
パガニーニの「鐘(ラカンパネラ)」という曲があり、フジコ・ヘミング氏はこの曲を十八番にしているのだという。
なるほど。
ついでにラカンパネラもどこかで聞いたことがあると思って調べてみれば、2000年頃の未勝利馬に、そういう名前の馬がたしかにいた。
そのときに学んでおけば、今回のこの応用問題も解けたことだろう。

思うに、競馬というのは本当に勉強になる。
馬名・レース名から、語学、地名、誕生石、季節の植物など様々なことを学ぶことができる。
教育ママ・パパが増える昨今、お子様の情操教育に競馬はいかがだろうか?
それは冗談としても、あらゆる人の教材であれるほどに、競馬が文化的なものであってほしいと、日頃思っている。

競馬ブックも、例えばすずらん賞のページには、すずらんという植物について紹介してくれていたりするが、
こういった雑学的記事はもっと増えてくれてよいように思う。
そうすれば、より趣をもって、競馬をさらに深く楽しむことができると思う。
また、普段の生活の全然関係のないときに、ふと競馬に思いをはせることができたりもする。
以前ハワイを訪れたときに宿泊したホテルが、リリウオカラニ通りに面していたときは、妙に感動したものだ。

<ドバイ競馬視察の旅vol.7>須田鷹雄さんと叫ぶ「差せ!アースリヴィング」UAEオークス完結編

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パドック周回の時間は短く、
あっという間にアースリヴィングは戦いの場へ。

P2270510.JPG

私も移動。
せっかくだから歴史的瞬間に一番近くで立ち会おうと、
ゴール板前に陣取った。
そんなに混んでもいない。

これが栄光のゴール板かと、
前に目をやると、ひとつ内側の関係者サイドのところに
どこか見覚えのある大きな男性が。
須田鷹雄さんだ。

「須田さーん!」

私はいつもは知らない人にでも所かまわず声をかけるほど気さくな人間ではないが、
こんな遠い異国で、
日本人は多分、小笠調教師、坂田厩務員、須田さんと私くらいしかいない。
あとはグリーンファーム関係者の方たちくらいか。
なので一緒に応援を連帯したかったのだ。

「ああどうもー」

須田さんも気さくに返してくれた。
「一時期食べなくて体重が落ち込んだけれど、なんとかここへきて持ち直してきましたよ」
と有力な情報を漏らしてくれた。


そうこうしているうちに、
早くも決戦。
ここからは皆さんもご存知の通りだが。


アースリヴィングは直線半ばまで必死に食い下がっていた。
もしかしたら!!

「差せ!差せ!」

私も須田さんも思わず声が出た。
いい夢を見せてもらえた。

レースが終わると、
「ありがとうございました!」
と須田さんと握手をした。

P2270528.JPG

これだけいいレースを見せてもらえればもう何の文句もなく。
ああここまで来てよかったなあという気持ちで、
ほっとすると、どっと疲れが出た。

大きな理由のひとつは、
競馬ナンデの皆さんになるべく多くのお土産をと思って、
ナドアルシバグッズを抱え込みすぎ、荷物が重すぎ・・・
完全なカンカン泣きだった。


飛行機の時間も押しているので、
もう何も思い残すことなく、
ナドアルシバを後にした。

P2260452.JPG




<ドバイ競馬視察の旅vol.6>坂田厩務員・ルメール騎手・アラブ人にもウケたアースリヴィング応援ボードとは...

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P2260437.JPG

それで前夜から考えて思いついたのが、
応援ボード。
ジャパニーズ応援スタイルといえばやはり横断幕だろうが、
そこまでは手が回らないので・・・。


私が宿泊させてもらっていた従兄のお宅で、
ピンク色の枠をした可愛らしいホワイトボードが目にとまった。
従兄の娘さん、リカちゃんの物だ。
スティッチやミッキーのシールが貼ってある。
「貸してもらっていい?」


それがこんな姿になろうとは・・

200902262124000.jpg

ごめんね、リカちゃん・・


でもお陰様で戦闘態勢は整った。
いざ出陣である。
しかしここへきてとても困ったことが起こった。
前記したとおり、ナドアルシバにはしゃぎすぎ、
デジカメのシャッターを切りすぎてせいで、
この肝心なときになって、
なんと電池が虫の息。。
アースリヴィングの写真をパシャパシャ撮りまくって、
動画をごりごり録って、
ジャパンで見せびらかそうと思っていた私の目論見はくずれた。


もうこうなればそういったメディアには頼るまい。
この目に焼き付けよう。
そして思う存分応援に集中しよう。


ナドアルシバの馬道は、日本のように地下馬道ではない。
一般客と同じグランドレベルを通る。
馬が通るときには、バーが下ろされて、ヒトの往来が遮られる、踏切のような仕組みだ。

ついにバーが下ろされて、次々に馬が登場する。
目当てのアースリヴィングも登場した。

彼女を追って、パドックへ行く。
(ごめんなさい、このあたりからもはや写真はありません。ここからは想像でお楽しみください)

「あーすりびんぐー!」

ドバイの人たちはあまり野次など飛ばさないから、
変な日本人が叫んでいることは周囲によく伝わる。

馬上からルメール騎手がこっちを見て微笑んだ。
このピンク色の応援ボードがウケたようだ。

坂田厩務員もアースリヴィングを曳きながら、会釈して、お辞儀してくださった。

ドバイの競馬ファンたちはこの怪しげな日本人の持つピンク色のボードに興味津津だ。
「なんだ?それは?」
「ディスイズジャパニーズスタイル」
「??」
まあいいや。

パドック周回の時間は短い。
あっという間にアースリヴィングは戦いの場へ。


P2260467.JPG

<ドバイ競馬視察の旅vol.5>ナド・アルシバにアースリヴィング応援団は私ひとり...

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先日、KUROSHIMAさんと香港競馬をご一緒させていただいたときに、
ご指摘いただいたことなのだが、
「ドバイ競馬観戦記が未だ完結されていないのはまずい」。

仰る通りなので、完結させておきたいと思う。

そこでさっきから、そのときのことを思い出そうとしているのだが・・
哀しいもので、あれほどエキサイティングであったナドアルシバ競馬場のことさえ、
5ヶ月も経つと具には憶えていないものだ。

P2260497.JPGのサムネール画像

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2コーナーの引き込み線の方面は、
ちょっとした丘のようになっていて、
その芝生の上に寝転んで、
なんとなく競馬観戦とも夕涼みともつかないことをしている人たちがけっこういる。
ドバイの競馬に馬券はない。
だから、レース直前にせかせかと窓口に駆け込んだり必要はない。
観戦スタイルは実にゆったりとしたものだ。

P2260463.JPG

ナドナルシバ競馬場はあまり広くない。
スタンド、各種指定席エリア(これは3種で充実)、1コーナー方面の芝生、2コーナー方面の芝生、
内馬場へは行けない。
まあそんなところか。
大体のところを回ったら、
もうアースリヴィングが出るレースは近くなっていた。
そして大体を見渡して気付いたことだが、
日本の競馬ファンは私ひとりしかいない。

P2260457.JPG

アースリヴィングが出なければ、私は遥かこのアラブの地へは来なかった。
そういう思いから、
私はアースリヴィングを応援しなければならないという義務感に駆られていた。
私のできる限りの方法で応援したい・・・
なぜなら今この競馬場には日本の競馬ファンは、
アースリヴィング応援団は、私一人しかいないのだから・・・

P2260458.JPG




2009年フローラS予想 エストシャイン、ピースエンブレム、ベイビーローズ、とにかく前の馬

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ここは私が気合いが入る、張り切るレース。こういうレースを当てるために競馬をやっているようなものです。
開幕週の東京2000で18頭。これほど枠と展開と馬場がものを言う条件もありません。
去年はカレイジャスミンで儲けました。その前もブロンコーネで儲けた記憶があります。
とにかくこの条件は上手いこととか言わず、かっこよい予想とかせず、がちんこで当てに行かなければ。

ミクロコスモス→差し馬
マイティースルー→出が悪いので後ろからに自ずからなってしまう可能性が高い
ワイドサファイア→福永が一度行かせたことがあるが基本的に差し馬
ピーズオブラック→追い込み馬
ハシッテホシーノ→2000で行ける脚はない
アイアムネオ→出が悪い
テーオーティアラ→差し馬
ラークキャロル→差し馬
メイショウボナール→差し馬
リュシオル→多分差し、ゲートもやや不安
ボンバルリーナ→出脚つかず
ミミオブパラダイス→差し

ということで有力どころがほとんど差し。
前めからはディアジーナだけ。
これも番手、好位あたりからで、押していくようなタイプではない。
ディアジーナが可愛がってさえくれれば、
前の馬、内の馬がかなり楽をさせてもらえるレースになりそう。
とにかくディアジーナの出方、作戦にだけは常に注意しておきたい。
それだけしさえすれば・・予想が立ちやすいレース、自分としては。

◎エストシャイン、○ピースエンブレム、▲ベイビーローズ
これら行ける馬の中から内枠を引いた馬を狙うのみです。
能力のことは後から考えます。今週は雨もありそうなので、馬場も考えつつの選定。

2009皐月賞 ベストメンバー四位騎手の積極策に思う「皐月賞はダービートライアルか?」

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僕が単勝を買っていた馬、
ベストメンバーは、
思わぬ積極策を打った。

スタートを決めたし、向こう正面でも出し気味で、早めに仕掛けていっていた。
直線入り口では少し前が詰まって大外に持ち出す少々のロスがあった。

直線半ば、後方で死んだふりしていたトライアンフマーチやセイウンワンダーがすっ飛んできていたところを見たときは、
あああこれをやって欲しかったのに、と少し四位騎手を恨んだ。
相手が強いので、勝つ可能性を少しでも引き出すとしたら、こういう自分で仕掛けていく競馬ではなくて、
展開が向くのを待って、死んだふりをしている乗り方のほうがいいんじゃないかと思っていたからだ。

そこへきてレース直後のコメントで、
ダービーの優先出走権が取れなかったことを悔やんでいたところを見ると、もしかしたら、
「最悪でもダービーの出走権は確保したい」という考えがあったのではないかと、頭をかすめた。
もっとも、ベストメンバーはすでに3勝していて、普通であればダービー出走権はほぼ確実なラインだろう。
それにも関わらず、最初に「出走権云々」ということが口を突いて出たあたり、
どうにも変な感じがしたのだ。

死んだふりをすると、展開が向かなかったときにはどうにもならない、
いちかばちかのレースになる。
今回のような中途半端な乗り方をすれば、4着以内の確率を上げることはできただろう。
実際、結果的には権利を惜しくも逃したが、直線入り口でごちゃつかなければ4着はあるレースだった。

戦前にはそんなことまるっきり忘れていたが、
皐月賞・桜花賞というのはGⅠなのに、次の優先出走権がかかるという、非常に特殊なレース。変なレース。
実際のところベストメンバー陣営がどう考えていたかは不明だが、
ダービーを勝つために、皐月賞を回避する陣営だってあるくらいなのだから、
皐月賞はトライアルだと考える陣営があっても全く不思議はないわけである。
GⅠにも格というものはあって、ダービーのほうが皐月賞よりも上であることは否めない。
そういうことも頭に置いておかなければいけないのかなあと、思った。

ただ、皐月賞・桜花賞というレースを本当に盛り上げたいのなら、
優先出走権付与はやめないといけないんじゃないかなあと思った。
GⅠくらいはがちんこじゃないと。
でも、そうすると今度は日本ダービーが盛り上がらなくなる可能性(出るべき馬が出揃わなくなる可能性)も出てくるからなあ、難しい。難しいなあ。


【2009皐月賞】ロジユニヴァース、アンライバルド、リーチザクラウンの3強対決に寄せて~カミノマゴたちはみな踊る~

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渋いレースを選んでみた。
なぜなら、
現在ある日本競馬は、このレースによって幕を開け、
今もなお、このレースの延長上にあるといっても過言ではないからだ。



今年の皐月賞は、ロジユニヴァース、アンライバルド、リーチザクラウンの3強対決。
いずれ劣らぬ強豪で、これらがすべて順調にキャリアを重ねて皐月賞に集ってきた。
競馬ファンにとってこれ以上楽しみなことはない。


ただ、この楽しみさえ、
サンデーサイレンスという1頭の馬がもたらしたことを、
私たちはもうすでに当たり前すぎて、感じ取れなくなってしまっている。


サンデーサイレンスとはどれほど偉大な馬だったというのか・・


1995年の3歳世代には、フジキセキという絶対的なサンデーサイレンスの初年度産駒のエースがいて、
そのフジキセキが屈腱炎により突然の引退、という失意の中、
それでもやはり皐月賞を制したのは、サンデーサイレンス産駒の2番手クラスだったジェニュインであり、
それどころか2着のタヤスツヨシまでもがサンデーサイレンスの子で、ワンツーをしてしまったのだ。
その後、日本ダービー以降のことも説明を要さないだろう。


あれから14年の月日が流れ、
サンデーサイレンスは数年前にすでにこの世を去ったが、
そういった状況は今もなお変わらない。
いや、さらに進んだとも言える。


今年の3強は全てサンデーサイレンスの孫たちだ。
それに次ぐ人気のナカヤマフェスタもベストメンバーもアントニオバローズもメイショウドンタクもトライアンフマーチも、
みんながみんなサンデーサイレンスの孫たちだ。

ウィーアーカミノマゴ。
そういうことなのだ。

アースリヴィングのためのドバイ「選択」~普通の馬&普通の調教師が切り拓いた日本競馬の新しい時代~

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25年ほど前、カツラギエースやシンボリルドルフが海外の強豪馬を負かして、
日本馬の性能が外国馬に劣らないことを証明した。

10年ほど前、シーキングザパールやタイキシャトルらが、次々に海外のGⅠレースを制して、
日本馬が海外でもやれることを証明した。

もはや日本と外国との馬の差は特にはないと思う。
こと芝に関しては。
さらに僕は、ダイワスカーレットのような日本の芝トップホースがドバイワールドカップのようなダート最高峰のレースに挑戦すれば、
通用すると個人的には思っている。
日本馬は強い。

もう今は、
「弱い日本の馬の代表が、強い外国の馬を、頑張ってやっつけにいく」といった構図を楽しむ時代ではなくなっているように思う。


だからこそ、
アースリヴィングの今回の遠征は有意義だったように思う。
アースリヴィングは日本を代表するトップホースではない。
小笠調教師も若い方で、今のところはまだトップトレーナーではない。失礼ながら。
それでも彼らはドバイに渡った。
今更ドバイの準重賞を勝ったって、日本の馬の価値を証明するとかそういうことではない。

自分のため。自分の馬の価値を証明するため。
アースリヴィングの価値を上げるため。
アースリヴィングにとって、より適性があり、価値を高めてくれる、良いレースを探した結果として、
ドバイのUAEオークスという競走を選んだ。

良識ある賢明な判断であり、ある意味普通の選択といえる。
なぜなら、日本にはちょうど今の時期、オープンのダート競走というのがない。
(個人的にはこれは番組編成上の不備、ダート競走体系の整備遅れであって、問題だとは思っている)
ヒヤシンスS?昇竜S?
つまんないよね。
スーニが芝のアーリントンCに挑戦?
いいや。そんなの使うくらいなら、ドバイに行こうぜ。


だから「日本馬の海外挑戦」とかではない。
普通の「選択」だ。
日本競馬にもそういう時代が遂に来た。


なんだかわくわくしてしまうのは私だけだろうか。



【UAEオークス】ドバイ、ナド・アルシバ競馬場でアースリヴィング号を応援してきました速報!【またも2着】

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とりあえずの速報です。
観てきました!
日本人いないかなあと探していたのですが、
一般客としては私一人だったようでした。見当たりませんでした。

なので張り切ってアースリヴィング応援のボードを即席で作って応援!
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ルメール騎手、小笠調教師、須田鷹雄さん、厩務員の方がそれを見て微笑んで、喜んでくれました。
アラブ人には嗤われたけど、やってよかった!

直線半ばでは沸きました!
我々日本人だけですが。
須田さんと僕とでジャパニーズ応援スタイルを爆発させました
「差せ!差せ!差せ!」

アースリヴィングは届かず無念の二着でしたが、
でも今度は着差はわずか。
ドバイでの連戦でよく頑張った!
ほんとに偉い馬だなあ。

また後日詳報します
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<競馬のIT革命や!>ブエナビスタ2.2倍の人気に応え阪神JF圧勝 <競馬ナンデ予想論壇の可能性>

 買い目情報

ここのところなんとなく
競馬界が盛り上がりに欠けているという印象があったのは、
圧倒的に強い馬がいなかったからかもしれない。
秋の天皇賞も盛り上がったとはいえ、
大接戦の競馬。

阪神JFはブエナビスタが着差以上の強さで大楽勝。
GⅠレースでこれだけ圧倒的に力の差を見せつける競馬になったのは久し振り。


ディープインパクト以来のことだろう。


ところで、
私がその勝ち方以上に、
何より驚いたのは単勝2.2倍のオッズ。


ブエナビスタがいくら評判馬だと言ったって、
この前未勝利を勝ったばかり。
2勝した馬、3勝した馬、重賞を勝った馬がゴロゴロいるGⅠレースで、
1勝馬を買うことは少しの勇気がいることだし。
ましてや2.2倍という圧倒的一番人気に推すということは、、
以前なら考えられなかったことのように思える。


思うに。

ブエナビスタの強さというものが、
一般ファンにも遍く伝わり切るほどに、
情報伝達手段が発達した。

未勝利戦であっても、
その内容の強さを推し量って分析しうるほどに、
予想技術が発達した。

ということなのではないだろうか。


以前から競馬の予想法に関しては
世界一のレベルと言われる日本の競馬ファンだが、
さらにその目が肥えてきたことののではないか。

競馬ナンデは、
一般競馬ファンの予想レベルの高さを前提として、
一般競馬ファンにこそ予想・回顧を堂々と発表してほしいとの理念の下に運用している。

正直ブエナビスタを2.2倍にされてしまうなんて、
馬券的には美味しくないが、
きっとハイレベルな競馬ファンはたくさんいる。
もっともっと競馬ナンデに集まっていただいて、
予想論壇を普及させなければと気持ちを新たにした。

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