中野友加里が2位健闘→未だ残る浅田真央バンクーバー五輪代表選出漏れの可能性～全日本フィギュアスケート選手権女子シングル・SPを終えて

バンクーバー五輪代表選考基準
①１２月上旬のグランプリ（ＧＰ）ファイナルで３位以内に入った日本人最上位者
※全日本選手権出場を条件に内定
②１２月下旬の全日本選手権優勝者は原則として選考し
③残りは以下を対象とする

　（１）全日本選手権３位以内

　（２）ＧＰファイナル進出者

　（３）全日本選手権終了時の世界ランク日本人上位３人

※競技会での獲得ポイント、演技内容、ワールド・ランキング等を総合的に比較して、選考する。なお、過去に世界選手権６位以内に入賞した実績のある選手が、シーズン前半にけが等で上記③の選考対象に含まれなかった場合には、オリンピック時の状態を見通しつつ、選考の対象に加えることがある。

SPでは中野友加里が僅差の2位に健闘した。
明日、中野がこの勢いで優勝するとなると、浅田の五輪代表の座は安泰ではない。
中野が優勝して五輪代表を確定させると、
残る１枠を鈴木明子と、総合評価で争わなくてはいけなくなるからだ。
鈴木は今季グランプリシリーズで浅田よりはるかに良い成績を収め、
グランプリファイナルで表彰台にも上っている。
浅田は過去の実績は言うまでもないが、
今季の不調をどう評価するかは難しい。
1位中野　2位鈴木　3位浅田となった場合には、鈴木の方が有力、
1位中野　2位浅田　3位鈴木となったとしても、鈴木が選ばれる可能性は残る。

浅田としては優勝してすっきり代表の座を確定したいところだろう。

200点台を出してキムヨナと真っ向勝負できるのは浅田しかいない。
明日は奮起に期待したいところだ。



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