2010年3月アーカイブ

「あと100!」

でおなじみの白川次郎アナが3月28日を持って実況から退いたとのことです。長い間お疲れさまでした。

晩年は1200mのレースでは全頭ひろってる間に直線に入ってしまっていましたが、先日3月28日の中山ダート1200mではかなり冴えわたっていたなぁと思わせるほどの実況をしていました。
先ほど引退を知り、あの実況が有終の美だったんだなとしみじみ感じてしまいました。

せっかくですので名実況の数々をYouTubeで探してみました。



CXの三宅アナも良かったんですが白川さんも負けてない。いや白川さんの方が上だ。
「さぁ河内の夢はどうだ!!」






オグリキャップの引退レース。ファンのオグリキャップ頑張れ!の気持ちをそのまま実況に乗せてくれました。






こんなのもありました。落馬した馬がゴール前を逆走してくるハプニング。






そしておれが白川さんの実況で2番目に好きなのがスペシャルウィークのダービー。






さぁそしておれが一番好きな白川アナウンサーの実況の動画を・・・

が、ない(泣)

フリートストリートダンサーが勝ったジャパンカップダートが一番好きだったんだけどな。

直線に入った時に逃げるスマートボーイに言おうと思っていたであろう言葉を言えなかったような実況がとても歯がゆかったんだよなぁ・・・

こんなこと書いても絶対誰にも伝わらないと思うんだけどさ。



とにかく、おつかれさまでした。個人的には後輩の小塚アナウンサーはいい実況をしてると思います。完全にあなたの教え子です。

高松宮記念の本馬場入場をご覧になりましたでしょうか?
入場曲が今年から新しくなって、関西G1は今回が初お披露目だったわけですが・・・
新入場曲の高揚感の無さは学生時代音楽の成績が2だったおれにでもわかった。

やはり・・・



こっちの方が良かったよね?

新しい入場曲は見つかりませんでしたので、音楽は全然関係ありませんが塩原アナのポエム馬場入場をお楽しみください。



ナムラマースあたりで鳥肌でゾクゾクして・・・

ヴィクトリーで涙を溜めて・・・

フライングアップルで涙を流すことができます。


おれだけかな?

先週ブログで紹介した中京リーディング争いでは5勝で中舘・藤岡康・松田・丸山が並んでいたんですが、その中では丸山騎手が2勝しただけで、4勝の固め打ちをした古川騎手も5勝に並んできました。

騎乗数も圧倒的に多い中舘騎手ですが高松宮記念が行われる日曜日はマーチSでウォータクティクスに騎乗予定。

先週まで5勝しかできていない彼にとって土曜日だけで3つ勝つことは容易ではないため、ほぼ絶望的といえるでしょう。

松田がまともに3勝するのは考えにくいし、藤岡康太が阪神で乗ったりあんまりリーディングに興味はなさそうだし、G1がある週に古川がもう1回神がかるのも考えにくいし・・・

やっぱり丸山が大チャンスな気がする。

リーディングを獲っても別に表彰されるわけではありませんが、やっぱり数字で実力を示せるわけですし名前を売れますよね。

おそらく彼は今年も北海道で騎乗するでしょうからかなりブレイクしそうな気がしてきました。

今週から関西圏のメインレースは10Rになります。気をつけましょう。とくに水上さん。

これについてはどう思いますか?どうでもいいですか?

個人的には11Rとか12Rが特別戦じゃなくなるケースがあるからうれしいんですけどね。

去年もこのぐらいの時期から同じようになりましたけど、これがあったから松山・国分恭がいい感じでアピールできたと思うんですよね。

今年も関西の新人2人は関東の4人よりも圧倒的に乗り鞍が多いし、このメインレースが10Rになる企画でさらにアピールできると思うんですよね。

関東でやればいいのに。

高倉くんはもう3勝ですか・・・川須くんももう少し馬の質が良ければ勝てそうなんだけどなぁ。

関東の騎手たちは乗り鞍が少なすぎてかわいそうです。

グリーンチャンネルに「明日の勝ち馬検討社」という本命よりの予想を普通に披露するという大して面白くない番組があるんですが、G1シーズンになるといい企画をやるんですよ。

春のG1 炎の十番勝負

http://www.gch.jrao.ne.jp/racing/asunokachiuma/10ban2010_spring/index.html


高松宮記念から宝塚記念までの10のG1(中山GJを除く)の勝ち馬を今の時点で予想してポイントを競うという単純かつ難解な企画です。

自分はこういうところでも穴を狙ってしまうので毎回全敗ですが、今年も参戦してやろうと思います。

みんなでやりましょう。


ちなみに以下のように予想しました。

高松宮記念 : プレミアムボックス
桜花賞 : サウンドバリアー
皐月賞 : レッドスパークル
天皇賞春 : ジャミール
NHKマイルC : エイシンアポロン
ヴィクトリアマイル : ブロードストリート
オークス : エーシンリターンズ
ダービー : エイシンフラッシュ
安田記念 : スマイルジャック
宝塚記念 : アーネストリー


これまた全敗あるね(笑)

これってみんな知ってる情報なんですかね?わたくし、つい5分ほど前に知ったんですが・・・

3月に入ってすぐの転厩だったようですので、アーリントンCで芝がダメと見るや否やの即決だったようです。
個人的には英断だと思いますね。別に中央で王者だったわけではないのでプライドがどうこう言う問題ではないし、ダート路線が一向に改編されないことへの無言の抗議と受け取っておこうか。
さすがにリーディングトレーナーですよね。考えてることが一味違うよね。
一応先駆者としてはディアヤマトってやつがいるけどこれは南関クラシックでは通用しなかったようですね。
中央で見せたパフォーマンスとしてはマカニビスティーの方が上だと思うけど、この馬には距離の壁がありそうですね。地方のダートが合うとかレベル的にどうなのかとかそんなことはおれにはわかりませんけど、ちょっと厳しいのかな。

でも合わない芝を走らせているよりもこういう挑戦した方がいいよね。これで結果が出るようならこういう馬も増えそうですね。


でもこれを今書いてるときに気づいちゃったんだけど・・・

ドバイに連れて行けばよかったんじゃね?


グロリアスノアと一緒にさ。

牝馬クラシック第1戦桜花賞の東西のトライアルが終わって、今週は東西で牡馬クラシック第1段皐月賞のトライアルが行われる。
そんな中、静かに開催している高松宮記念を待つ中京競馬場では熱いリーディング争いが繰り広げられている。

現在5勝で4人の騎手が並んでいる。

~言わずと知れたローカルのドン~ 中舘英二

~お兄ちゃんお先にG1勝っちゃった~
 藤岡康太

~依頼があればどこでも乗りに行きます!~
 松田大作

~父さん、おれ中央で頑張ってるよ~
 ▲丸山元気


中京記念のような重賞があると中舘騎手はとたんに空気になります。やはり当日は勝ち鞍がありませんでした。
今開催は1週目が極悪馬場。2週目は中京記念。3週目はファルコンS。4週目に高松宮記念。
中舘を止めるのは騎手が集まりやすいこの開催が一番いい。
新人騎手が中京でも乗っています。その影響もあるのか毎年この開催の中舘は脆い。
藤岡康太に関しては関西若手の中でも乗れる方なのでストップザ中舘の一翼を担って当然ですが、何といっても松田大作と丸山元気ですよね。


まずは松田大作。
みなさん松田大作と聞いてどの馬を思い浮かべますか?芝の短距離で活躍したラムジェットシチーですか?ファンタジーS2着のグロウリボンですか?ぼくはセイントリープレアですけど。
そうなんです。どこまでも地味なんです。
彼は依頼があればどこにでも乗りに行くんですよね。戸田厩舎がよく平場で依頼をするので関東でもよく目にします。
関西では藤原英厩舎の信頼が厚いので結構いい馬も回ってきます。実際タスカータソルテのシンガポール遠征に帯同していましたし、中京記念の2着は人馬の呼吸が合っていたとも言えるのではないでしょうか。
今開催は人気の馬で大負けということがなく、黙々と自分の仕事を全うしている感じがにじみ出ています。地味で人気しないので今開催はとても面白い存在です。
去年あたりから太宰騎手がプチブレイクしている印象がありますが今年は松田がやってくれそうな気がしないでもありません。


そして丸山元気。
父は高崎で活躍した丸山侯彦。タマルファイターの名前を出せばわかっていただけるでしょうか。
去年デビューの騎手ですが目立った活躍はまだありません。
丸田、宮崎、荻野琢、田中健の減量がなくなったこともあって騎乗数も増えてきました。中京開催が始まると当時に後輩がデビューしてきたことも刺激になっているのでしょうか。
何よりも大きいのはプロヴィデンスという馬での勝利。プロヴィデンスは二ノ宮厩舎の馬なんですが、今年は二ノ宮厩舎から平野優騎手がデビューしたんですね。本来であれば調教師は勝たせるために平野騎手に馬を回しますが丸山騎手を乗せました。そこで結果を出せたのは彼にとっては非常に大きな1勝だと思う。
今開催で更なる活躍をするようならもっと騎乗数は増えるはず。同期は国分恭介、松山弘平ばかりが目立つがなかなか侮れない。


今週からの展望
藤岡康太は今週土曜日は若葉Sでセイクリッドセブンに騎乗予定のため不在。
松田と丸山は自分の仕事をしっかりやれば結果はついてくるはず。あとは中舘騎手の取りこぼしを待つしか・・・
そうでなければ順当に中舘騎手がリーディングを獲りそう。騎乗数としては圧倒的に有利。


頑張れ中堅、負けるな若手!

ラブミーチャンに騎乗する濱口楠彦(くすひこ)騎手と安藤勝己騎手には奇跡の共通点があった。

 

濱口楠彦 1960年3月28日生まれ

安藤勝己 1960年3月28日生まれ

 

奇跡だろ(笑)

しかも同じ笠松で同日デビュー。安藤光彰も同日です。

 

奇しくも安藤勝己がライデンリーダーで中央に挑戦したレースが今回のフィリーズレビューの前身である桜花賞トライアル4歳牝馬特別だった。

 

ラブミーチャンとライデンリーダーの共通点

笠松所属 無敗 参戦するレース

 

2人の騎手と2頭の馬にはパッと思い浮かんだものだけ共通点がこんなにある。

 

ついでに濱口騎手の中央競馬の成績はどうだろう?

中央では2006年のゴールデンサドルトロフィーをアドマイヤディーノで制している。

なんとまさかの阪神1400mということで今回と同じ舞台だ。1400mなら改修前と後は同じだし、コース実績は実は十分な騎手なのだ。

 

 

話題作りのためにはこの馬を桜花賞に出したくしょうがないでしょうね。

陰謀説がいよいよ現実味を帯びてきた(まだ迷走中)。

ご存じラブミーチャンがいよいよ桜花賞トライアルに出走してきます。まぁ血統的にも完全にダート馬ですからねぇ、単勝しか売れないんじゃないかと思いますがね。

それにしてもラブミーチャンってかわいい名前ですよね。

しかしそれに劣らないかわいい名前の馬がたくさん登録しているんですよね。

 

カネトシマイコサン

カレンチャン

ハニーメロンチャン

マンゴプディング

 

カレンチャン以外はみんな馬券的にはちょっと厳しいのかなという感じはするけどまさしく女の子たちの戦いという感じがしますね。

土曜日に行われるアネモネSにはミオリチャンという馬が走るんですよね。

この子たちがみんな桜花賞に出たら・・・まさに百花繚乱ですね。

 

ここから下は馬券のお話。

ハッキリ言って難解です。ラブミーちゃんが来ないことはわかっていますがどれが来るかわかりません。

テイラーバートンが1番人気だろうけど1400はどうなのかね?もはや角居が必死すぎて笑える。1400mなら強いニシノモレッタが売れるのかな?ラナンキュラスが売れるのかな?レディアルバローザあたりも売れるのかな?ロジフェローズは関東馬のくせにこっちなんだな。アホなんですね。まぁ調教師自体まだまだ未熟だしな。

うは~これは難解だ・・・ラブミーチャンがまともに見えてきた・・・ラブミーチャンに権利を獲らせて桜花賞を盛り上げようとしている陰謀にさえ見えてきた・・・

 

よし!どうせ馬券の調子が悪いから陰謀説に賭けてみるか!(迷走中)

3月7日(日)中京8Rにて平野優騎手がアストレーション号で初勝利をあげました。おめでとうございます。

 

コメントは以下の通りです。(JRAホームページより)

馬がよく走ってくれたので感謝したいです。

この馬には普段から乗っているので思い入れがありました。

ゴール前で馬が横に見えたときはがんばれと必死でした。

本当に無我夢中で、1着になれてうれしかったです。

昨日、今日と合計3レースに乗りましたが、迷惑ばかりかけて、もっと上手にレースができるようがんばりたいです。

同期入学した三浦 皇成騎手の記録を抜けるよう、これからも全力でがんばります。

よい馬に乗せてもらい、先生(二ノ宮調教師)にお礼を言いたいです。

今日は雨の中、多くの方に競馬場に来て応援していただき、本当にありがとうございました。

 

三浦皇成騎手と同期入学ということで彼は2年留年したということにはなりますが、逆にいい目標になってるのでしょうね。

いろいろ記事を読んだんですが、所属の二ノ宮先生の指示で牧場で勉強していたんだそうですね。計画的留年なのかもしれませんね。生産・育成に携わることによりたくさんの人の力によってレースに出走する。その馬に乗るということはその馬に携わったすべての人のおかげなんだという勉強をさせるという目的だったんでしょう。

 

その初勝利のレースですが、中舘騎手騎乗のネオレボルーションという2着9回の馬が断然の馬が一番人気でした。3コーナーあたりから平野騎手が前に出るとラチ沿い一杯を抜群の手応えで回ってきました。もうすぐ外に中舘騎手が迫ってきていました。普通だと新人というか若い騎手はそこで焦って追い出すんですが、彼は全く動じる気配がなく、残り200ぐらいで満を持して追い出して、最後まで中舘騎手に前を譲らなかった。

見ているこっちは「え?まだ追い出さないの!?え?えええ?」と思ってしまいましたけどね。調教でも乗っていたので馬の力を信じて乗ったっていうやつでしょうね。

もうちょっと様子をみたいですが、なかなかセンスがあったので思わず書いてしまいました。

 

新人騎手の紹介VTRがありましたが、先週騎乗のなかった川須騎手が、

「ギリギリまで追い出しを我慢して・・・・」

的なことを言っていたんですね。

今の子たちはそういう教育を受けているんですかね。平野騎手の騎乗はまさにギリギリまで追い出しを我慢していましたからね。

 

デビューの週から11鞍も騎乗した高倉騎手は2着が最高。2着したレースのスタートセンスはなかなかのものでした。馬がゲート上手だったのかもしれないけど。

日曜阪神8Rのウインザマキに騎乗した彼は明らかに早仕掛けだったんですが馬場と斤量の恩恵もあって3着に頑張りました。彼はギリギリまで追い出しを我慢する教育を受けてはいなかったのかな?と思っちゃいました(笑)個性が強いのかもしれませんね。顔も個性的だから。

日曜阪神7Rでクレバートウショウで5着してますが、内ぴったりを追走して福永騎乗のファイブスターが狙った狭いところをスッと先に入れて好走しました。なかなかやるなぁと思うとともに、11鞍も乗るだけあるのかなという感じでした。

 

西村騎手は逃げ馬をきちんと逃げさせましたし3着にきました。菅原騎手と水口騎手は馬の質に問題があったというべきでしょう。まずは初勝利を目指して頑張ってください。

 

川須騎手は騎乗馬がなくてしかも先を越されて悔しいでしょうね。本田調教師が用意した馬は除外されたらしいですね。でも日曜阪神2Rで本田調教師の馬が3番人気だったんだよなぁ。さすがに全部乗せてやることはできなかったのかな・・・

 

今週こそは川須騎手に期待します!

今年もやってまいりました。新人騎手デビューのこの時期が。

浜中くんのクラシック制覇や藤岡康太、田中博康など100勝をあげる前からG1を勝つ若武者が現れたり、三浦皇成が武豊の新人最多勝記録を更新してみたり、新人らしからぬ騎乗で松山くんが初日に2勝をあげたり、新人騎手は最近賑わせます。

 

浜中は藤岡康太と同期なのですが、勝ち星は最初は康太が上だったんですよね。それがいつの間にか逆転しましてね。G1こそ先を越されましたが今や関西には欠かせない存在になっています。

彼らのデビューの年には藤岡佑介がそこそこ勝っていたので当然弟の康太にも期待が集まりましたがそれに負けずに浜中は活躍しているのですからすごいですよね。デビュー当時に写真を見て「コイツは顔がいい。結構やりそう。」と勝手に見た目で判断したのを思い出しました。

 

去年東京コースで行われた模擬レースを見た感じで川須くんが追えるんじゃないかと思ったので、川須くんに期待することにしているのですが、今週乗り鞍がありません。所属の本田先生は馬を用意できなかったようですね。なんだこの不遇は。模擬レースシリーズで優勝した子なのにな・・・

一方アイルランド大使特別賞をもらって卒業した高倉くんは土日で11鞍も乗るんですよね。崎山厩舎の所属ですが崎山先生は8頭も用意してきました。本田はひどいな(笑)

 

高倉 (崎山厩舎)   土日阪神  11鞍

川須 (本田厩舎)            0鞍

菅原 (保田厩舎)   土 中山    1鞍

西村 (和田道厩舎)  土日中京   4鞍

平野 (二ノ宮厩舎)  土日中京   3鞍

水口 (加藤征厩舎) 土中山 日中京 4鞍

 

みんなまずは無事に回っといで!