出走メンバーが決まってからずっと考えていたのは、昨年4着のドラゴンファングの取捨です。
　今年も長期休養明けですので、衰えがないとして、昨年より前進して馬券にからむのかどうか、というところ。
　テイエムオオタカがレコードを更新した昨年より馬場が重たいのはこの馬にとってプラスなのかどうか。
　昨年の1～3着馬より強い馬がいるのかいないのか。
　結局、どんなに良くても3着までだろうということで、なんとも冴えない△印に。
　馬場が向くかはわかりませんが、血統的には問題なさそうですが、プラス材料とまでは言えないですね。

◎ロードカナロア
　高松宮記念のタイムと結果を考えれば、洋芝でパワー負けするとは考えられません。
　これで他馬と同じ56キロで出走されると、ちょっと逆らえませんね。
　昨年のカレンチャンのポジションにいるのはこの馬でしょう。

○レオンビスティー
　やはり斤量差のある3歳馬は気になるところ。
　昨年のテイエムオオタカに当たるのはこの馬でしょうか。
　崩れているのはマイルだけで、1400以下では安定しています。
　ファルコンSの内容から、この馬も洋芝でパワー負けはしないでしょう。

▲パドトロワ
　昨年は惨敗していますが、輸送熱があったということで、順調ならばスプリント界の上位に位置する馬。
　開催の深まったUHB杯を完勝していることから、今年の馬場も問題ないでしょう。
　昨年より近走実績も悪いので評価は落とさざるを得ませんが、斤量が楽になるのでもう一度見直しても良いでしょう。


　他の有力どころですが、連勝中のドリームバレンチノは調子の良さは確かで、血統的にも実績的にも洋芝不向きということはなさそう。
　とはいえ、連勝したOPレースはどちらも高速決着でしたから、軽い馬場の方により適正があると考えられないか。
　また、相手関係にも恵まれてきた感があります。

　エーシンリジルは調子を上げて来ていますが、ハンデOP戦で2着では、別定戦の重賞では力が足りないのでは。
　昨年3着のアンシェルブルーに前走で先着していますが、そのアンシェルブルーが昨年の出来にあったとは到底思えず、評価はできません。
06/17 11:11

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