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土曜日は最終レースで1000万下が開催、上位人気の2頭が1.08.6でゴールしました、馬場状態は相変わらず良好、このメンバーなら1.08.0ほどの走破タイムが見込めそうです。
枠順も決まりました。
今回ハナを取りそうなテイエムオオタカが11番とちょっと外より、ただ、コーナーまでが距離のあるコースなので、それほど気にしなくて良さそうです。
ビウィッチアスが大外に。先頭争いによるペースアップの要因になりそうな馬ですが、大外に入ったことで戦法は2列目からの抜け出しを狙うものになるかも。
テンが速い馬で内の方はパドトロワとダイメイザクラとレオンビスティー。
パドトロアはアイビスSDを勝利していますが、前半から前に行ってのものではなく、ここでもどのぐらい前にいけるかは不安がありそうです。
ダイメイザクラはペースしだいですが、積極的に行って残れるだけの力は無さそう。展開の恵みに期待して内で我慢となりそうです。
レオンビスティーはテイエムオオタカに競りかけるかもしれませんが、斤量を活かしてと考えると、ハナを奪うよりは後ろにぴったりと付くほうが勝機はありそうに思えます。
テイエムオオタカは2列目からでも競馬が出来ますが、今回は対して速い馬がいないので、楽な逃げを打てる公算が高そうです。
この馬が逃げる時は序盤のスピードで圧倒して、コーナーで溜めを作る展開が予想されます。
人気のダッシャ-ゴーゴー、ドリームバレンチノとも後方からですので、ペースを落とすのは難しくないと見ます。
ペースは上がらず、馬群が詰まるのではないかと思いますが、コーナー出口までに前に押し上げたいと言う点では、差し馬にも勝機は見出しやすいと思います。
ドリームバレンチノは函館SSでも見事な差しきりを見せています、ここでも十分通用しそう。
対してダッシャーゴーゴーはペースが上がらないと折り合いに苦労する可能性もあり、やや不安が大きそうです。
各馬全力を出し切っての我慢比べなら強いのですが、器用さを求められるとちょっと辛いか。
むしろ出遅れたほうが勝機はありそうな気が。。。
結論
◎テイエムオオタカ
レースを経験することでイロイロな展開に対応できるようになってはきましたが、3歳時の強さは逃げてのものでした、今回は本来の力で勝負が出来そうです。
○ドリームバレンチノ
勢いのある馬ですし、ガンガン飛ばす訳ではないテイエムオオタカの逃げとは相性が良さそう。福民Cでも1,2でしたが、今回はテイエムオオタカより前に行く馬が居なさそうですし、直線も短い札幌なので勝ちきれない可能性も高いと見ます。
▲ビウィッチアス
外枠からでも前に位置取ることは出来そうですし、直戦勝負でも斤量の強みが活かせるのでは。
△シュプリームギフト
前走は相手と展開に恵まれた感じはあるものの、実績は十分。調子を維持できていれば3着には・・・
△パドトロア
復調具合がつかみにくい馬ですが、過去の実績からも侮れません。
ダシャーゴーゴーやスプリングサンダーも怖いのですが、そこまで印をまわす必要は無いか・・・
馬券はシンプルにオオタカの単複でもよし、オオタカから流すも良しと見ます。
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キーンランドカップ
札幌1200m芝
サマースプリント戦、このシリーズのチャンピオンを狙う馬と秋からを睨んでここから始動する馬もいる。
去年はここを勝ったカレンチャンがスプリンターズSを勝利するなど、年間を通してみても重要なレース。
実力と、適正が問われるレース。別定戦で、GIクラスの馬も出走することもあり、荒れにくい。
過去のレースでは、1~4番人気の馬が安定した戦績。
また、数年にわたって上位に同じ馬が入りやすい、リピーターが狙えるレース。これは洋芝などの適正が重要なためと思われます。
そのほかの傾向としては、牝馬が好成績であり、割合では牡馬を圧倒。夏のスプリント戦では良くあることですが、このレースも牝馬に比重を置くべき。
また、高齢馬も侮れず、完成されてきた5歳馬以上の好走も多いようです。
舞台となる札幌1200mはほぼ平坦で、コーナーが緩やかに作られた円形に近いトラック。
ポケットからのスタートでコーナーまでは400mある。コーナーがゆったりと曲がるため、その後の直線は266mほどしかない。
先行したほうが明らかに有利で、その分ペースも前傾になる。スタートしてコーナーまで距離はありますが、良い位置で走るためにはスピードは重要。
出走登録馬
グランプリエンゼル 牝6 54kg CBC賞9着
この距離では安定した戦績を残すものの、重賞では一枚足りない感じ。流石に若いころに比べると勢いもない。
跳びの小さい馬で、道悪に強いイメージがありますが、近年は道悪でなくても好走できる反面、荒れ馬場の鬼でもなくなった気がします。
2009年のキーンランドC3着。同年の函館SS(札幌開催)で1着と、このコースの実績もあるが昔の話か・・・。
スピードはヤヤ劣るので、中段からとなりそう。
シュプリームギフト 牝4 54kg UHB賞1着
前走では格上挑戦でOP戦を勝利、同じコースでの好タイムでの勝利なので、ここも期待が膨らむ。
今回は斤量が+3kgとなるが、2走前は55kgを背負ってテイエムオオタカの2着と、不安は小さい。
ただ7月から4走目なので、ちょっと走らせすぎな感じはある。
スピードに富み、逃げにこだわらないので、2列目から安定した競馬が出来る。
スプリングサンダー 牝5 54kg CBC賞2着
北海道は初めてですが、阪神、中京と言ったパワーのいるコースで実績を残しており、洋芝でのパフォーマンス落ちはそれほど心配しなくてもいいかも。
反面、坂が得意であると考えると、特長を活かせないコースかもしれません。
重賞勝ちこそ無いものの、GⅢ2着が2回、GⅡ3着があり、ここを勝ってもおかしくは無い。
溜めて末脚にかけるタイプなので、コーナーからスパートしないといけないが、外を回るロスを考えると厳しいか。
ダッシャーゴーゴー 牡5 56kg CBC賞3着
実績は抜けていますが、北海道では初めて。気性的に荒い部分もあるようで、戦績にもムラがあります。
56kgで出走できるのは魅力で、実力的には勝ち負けでもおかしくない。
ただ、前に壁を作って・・・などと走り方に工夫がいるようなので、直線の短いこのコースでは凡走の可能性も高そう。
テイエムオオタカ 牡4 56kg 札幌日刊S1着
重賞でもおなじみの馬ながら、前走でやっとOP馬に。北海道では3走して3連対と安定した力を持っています。
なにが何でもハナに行くだけのスピードをもちながら、スタミナもあり、このコースでは信頼できます。
今回もやはり逃げてどこまで粘れるか。ハナを争うのはビウィッチアスか?BBCの雪辱やいかに?
ドリームバレンチノ 牡5 56kg 函館SS1着
3連勝と、飛ぶ鳥を落とす勢いの遅咲きのスプリンター。前走の函館SSで洋芝の適正も証明できたことで人気は必至。
ここを勝利するとサマースプリントチャンピオンも濃厚になってきますが、GI取りが本命なのかも?
ゲートは少し良くなってきているかもしれませんが、前にいけるスピードは無いと見ていいでしょう。
前走より前の馬は速く、頭数も増えるのでコース取りのロスは覚悟しないといけない。
パドトロワ 牡5 56kg アイビスSD1着
去年のスプリンターズS2着馬がようやく復調、前走でGⅢを勝利しました。
ただ、前走は直千でしたので、今回での好走が本当の意味での復活と言えるかもしれません。
去年のキーンランドCではカレンチャンと同タイムの3着は心強い。
前走は最速の上がりで2着のエーシンダックマンに1馬身半の差をつける圧勝。
逆に言うとテンのスピードでは他の馬に及ばない感じだったので、今回前にいけるかは謎。
ビウィッチアス 牝3 51kg アイビスSD10着
3歳牝馬なので51kgでの出走が魅力。
洋芝は初めてながら、BBCでテイエムオオタカに勝利した実績も有るので、不安以上の期待はあるかも?
3歳馬の活躍は少ないレースですが、2007年のクーグルチュールが1着と、好走例はある。
スピードに富み先行できそうなので、ここでも通用しておかしくない。 08/26 04:44
dayan_eyes
予想歴18年 回収率60% | 時間に追われるのが嫌なので、馬券は事前に購入します。
なので、パドックは無視。
データソースは出馬表と過去のレース映像で十分と考えています。
芝の1200mに特化した予想です。マイル以上はあてにしないで・・・ 総拍手獲得数:1421 | |
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