１年以上の故障明け馬が勝ったレースでは高評価はできない。よってレベル２。

■…ハートビートソング
鞍上が藤岡佑で１年以上の休み明け…
こんな条件下で勝ってしまうのだから同馬の能力値が違っていたのは間違いない事実。よって次走狙い馬に。

※自分の競馬をしなさい！
三浦皇成という子は本当に変わった騎手である。
普通は自分のペースで競馬をしなければ勝利に近づけないのが騎手という存在であるはず。
ところが彼は自分からペースを主張する逃げ・先行競馬をすると見事に散ってしまうのである。
これまでなら「体内時計を磨けば上手くなる」と言えたのだが、今回のメテオロロジストをトバすような程度の騎手ではお話にもならない。
競馬学校では彼は天才だったらしいが、どんなに評価してあげても私には「彼はライダーではくドライバーである。それもアクセルを踏むだけでギアチェンジのできないオンリー・オートマチックドライバーである」としか評価できない。

今回のタガノロックオンの敗戦には理由付け(みやこＳを人気薄で好走した反動があると推察できたこと)があったので、却って同馬の４着の方が納得できたほど。

今回の敗戦で、おそらくどころか間違いなく三浦という運転手は、他人が作ったペースの中で脚を矯めてレースのできる馬に乗った時だけ好走できる「依存型の運転手」であると判断する。
つまりは、もしも彼が騎乗して逃げ切り勝ちするような馬は、余程スピードがあって力で押し切る能力違いの馬か、あるいは順番で勝たせてもらうことが決まっているため他の運転手がみな手控えたおかげで勝つ馬であると考えられるだろう。
ようは、良く言えば「中舘の逆パターン」、悪く言えば「カタワ者＝ヤラセ勝ち」でしかない。
道理で福永祐一と良く似た状況でしか勝てないはずであるとつくづく認識させられた。

私の観る限り、三浦の騎乗力なら「同期の南関東公営の騎手たちの方がナンボか上手い(勝つ競馬を知っている)」と言える！

12/16 20:38　回顧アクセス：3432