◎単勝 6番 160円的中

いよいよ今年最後のＧⅠ有馬記念です。
過去5年の馬券対象馬から見た傾向になりますが、過去5年で毎年9番人気以下の人気薄が絡んでおり、固いレースという印象でなく、今年の負け分を全て取り返せる一発大逆転も期待できるレースです。

では、まず過去5年の馬券対象馬から見た消去データになります。

○前走ＧⅡ以下敗退馬
過去5年の馬券対象馬15頭のうち13頭が、前走ＧⅠからの参戦で、残る2頭については、ＧⅡ以下からの参戦でした。ただ、この2頭に共通することは、重賞を勝って臨んでいるということ。
前走ＧⅡ以下のレースから参戦してる馬で、前走負けている馬は消しとなる。
（該当馬）
ウインバリアシオン、タマモベストプレイ、テイエムイナズマ、トゥザグローリー、ラブイズブーシェ、ラブリーデイ


○前走1秒以上敗退馬（ただし、海外戦を除く）
過去5年の馬券対象馬のうち、前走で負けている馬全てにいえることは、前走たとえ着順が悪くても、勝ち馬から0.9秒以内だったということ。
たとえば、08年2着のアドマイヤモナークは前走ＪＣで12着だったが、勝ち馬とは0.8秒差。
08年、09年と2年連続で3着に突っ込んで穴を開けたエアシェイディにおいても08年だったら0.1秒差、09年だったら0.6秒差。
09年の勝ち馬ドリームジャーニーも、前走6着であったが、タイム差を見ると0.8秒差。
11年の2着エイシンフラッシュ、3着トゥザグローリーらは、それぞれ前走のＪＣで8着と11着に負けていたが、勝ち馬とのタイム差では0.7秒と0.8秒差だった。
（なお、昨年のエイシンフラッシュだと前走のＪＣで1秒差つけられており、4着だったということも加えておく）
とにかく、前走で着順が悪くても、勝ち馬とのタイム差が0.9秒以内であれば巻き返す余地があると言える。
こういった着順の悪さが目立ち、意外に負けてない馬が人気の盲点になっている。
（該当馬）
ヴェルデグリーン、ゴールドシップ、ダノンバラード

○ＧⅠ連対経験の有る馬を除く、12～1月開催での重賞勝ちの無い馬
過去5年の馬券対象馬15頭のうち9頭がＧⅠ連対実績、というかＧⅠ馬でした。これくらいの馬であればまず問題ないのですが、他の6頭に共通することと言えば、12～1月に開催される重賞勝ちの実績があったということ。
つまり、冬場のこの時期に好成績を挙げていたということになる。
好メンバーが揃うレースなので、やはり穴を開ける馬に共通することは、この時期に実績が有る、つまり寒い時期が向く馬ということになりそう。
ちなみに、今年のステイヤーズＳ、金鯱賞は11月30日開催ですが、これについてはギリで12月開催に含むことにします。
（該当馬）
アドマイヤラクティ、ナカヤマナイト、ルルーシュ


ここまでで残った馬を挙げますと、
エイシンフラッシュ
オルフェーヴル
カレンミロティック
デスペラード
トーセンジョーダン
になります。

次に強調材料、減点材料になります。
また過去5年の勝ち馬全てが父ＳＳ系です。
父ＳＳ系であるオルフェーヴル、カレンミロティック、デスペラードには強調でき、逆に父ＳＳでないエイシンフラッシュ、トーセンジョーダンには減点となります。

以上を踏まえた印と見解です。

◎オルフェーヴル
実力からいって、このメンバーの中では2枚くらい上だろうし、ここがラストランであるので、まず完璧に仕上げてくるだろう。
過去5年における1番人気と言えば、3勝2着2回と連対率100％で、まず、オルフェーヴルが1番人気確実と思うので、軸としては最適ではないかと思う。
あとは、まじめにきちんと力どおりに走ってくれれば、おのずと結果を出せる。


○デスペラード
前走のステイヤーズＳは、想像以上の完勝と言える。
芝の長い距離ばかり使われているイメージがあるが、芝での初勝利は1800ｍということで、意外と距離の融通性は持っていると思う。
また、デビューからの成績を見ても、好走する時期が冬場とはっきりしているので、とにかくこの時期が得意な馬と言える。
血統的にも、母父がトニービン、母母父ブライアンズタイムとこの時期の中山に合う血統なので、鞍上の中山適正も含めて、とにかく今回の穴馬として面白いと思う。


▲エイシンフラッシュ
いつ、どのような条件で走るか良くわからなかったこの馬もラストラン。
有馬記念は、リピーターレースでもあるので、過去の好走歴を持っている馬をマークするのも必要だと思う。
前走の敗因は、とにかく展開が向かなかったことに尽きる。
東京2400ｍを逃げ切るのは至難だが、コーナーを6回まわる中山2500ｍなら、思い切って逃げるのもありかもしれない。
とにかく、前走の大負けに見えるようで、負けてない着差から人気を落としてくれれば、おいしいと思う。

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エイシンフラッシュが回避し、枠がでましたので、印を変更します。

まず、枠番からいうと、16頭立てになると当然ながら大外枠が不利になります。これまで過去5年のうち、16頭立ては2回ありましたが、いずれも人気馬が入ってるのに、馬券圏外に敗れてます。
今回はトーセンジョーダンが大外16番に入ってしまったので、この馬については消しとなります。

また、有馬記念は、過去5年の馬券対象馬15頭のうち14頭もが、社台系（社台Ｆ、ノーザンＦ、白老Ｆ）生産馬なので、それに該当するオルフェーヴル、カレンミロティックには強調できる材料です。
あと、オルフェーヴルの調教が悪くて、ピークが過ぎているような感じはしますが、いかんせん相手に恵まれた印象はあります。
状態一息でも恰好はつけてくれると思います。

あと、人気面から3着には人気薄が突っ込むことが多々あるので、データ消去では消えたけど、人気がない関東馬で2500mの距離実績が良いルルーシュを△におく。

印は、
◎オルフェーヴル
○デスペラード
▲カレンミロティック
△ルルーシュ
です。
12/22 13:18

やまっくす 予想歴14年 回収率50％	過去のレース・血統傾向を織り交ぜつつ、個人的見解で予想。あと、たまにツイッターで調教みながらとか、いろいろつぶやいてます。https://twitter.com/#!/yamaxwonder　総拍手獲得数：927 過去のベスト予想 　フェブラリーS2013 ◎グレープブランデー○エスポワールシチー 46拍手 111,130円