明日の東京競馬は、降雪の心配があり、開催すら危ぶまれている。平常通り開催された場合でも、ダート戦は水分多めの馬場になりそうなので、ある程度前で進められる馬に有利に働く馬場コンディションになるだろう。

本命に推すのは良血馬⑨ブロードソードだ。
昇級戦となった渡月橋S(1600万下)では、気の悪さを出して流れに乗れなかったものの、直線で0秒5差まで差を詰めるあたりは地力の高さがあってこそ。休養明けになるが、この中間のデキは絶好といえ、最終追い切りではGⅠ馬ペルシャザール(一杯)を追走して最後は1.1/2馬身先着した。相手が仕上げ途上だったのは確かだが、それを踏まえても猛烈なデモだった。母は追い込み馬として名を馳せたブロードアピールになるが、同馬はスタートさえ決まれば好位での競馬が可能。課題のゲート練習にも余念がなく、逃げ馬不在のここは展開利まで。

東京に戻って見直せる④アンアヴェンジドが逆転候補。初の中山戦だった招福S(1600万下)こそ見せ場なく敗れたが、ホームに戻れば話は違う。東京コースでは、現級戦2着2回を含む<2201>と良績を残しており、2走前の秋嶺S(1600万下)では、致命的な出遅れに追い出しを待たされるロスがあっての2着だった。ゲートの悪さは相変わらずだが、自分のストライドで走れる府中なら、多少のロスが有っても挽回できる。重・不良のダート戦は①①②②⑧着で、唯一の着外が砂を被って嫌気までさした前走の招福S。調子落ちも見られず、今回は前進あるのみ。

近2走で期待を裏切っている⑮ミヤジマッキーは、<2111>の成績が示す通り左回り巧者だ。同舞台だった3走前の秋嶺Sでは、昇級戦ながら0秒5差の3着と、現級でも通用する力を示している。切れるタイプではないので、瞬発力勝負になったら分が悪いが、好位に付けたい同馬には芝コースを長めに走れる外枠はプラスで、後続馬がなし崩しに脚を使うような展開ならチャンスはある。

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02/07 17:02

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