ワイド 5-9番 540円的中

自信度Ａ･･･◎は別としても、差し競馬と予想すると○～△はどれも不安材料を抱えているため、夫々の欠点を総合すると順番通りにならないことも十分有り得るので一つ割り引いて「Ａ」とした。

◎ストレイトガール
前走で折り合い競馬もできることを示し、鞍上も信頼度が高いからには人気になって当然。
ただし、騎手起用の状況では過去に騎乗実績があっても前走乗り戻しでの勝利が「前々走２着を不手際」と考えた厩舎および馬主サイドの意向を汲んでのものだとすると「思ったより上積みがない」という可能性があるのが唯一の不安。
それでも同馬が今年の勝者筆頭であると思われるので本命とした。

○マジンプロスパー
前走の４着は58.5kgだったことを考えれば上々の内容と判断。ならば、定量となるここで鞍上を相応のジョッキーで臨戦するからには十分好走できると推察。
よって、近走対戦からおそらく人気は低いだろうが中京コースの好走実績を鑑み、思い切って対抗に推す。

▲コパノリチャード
前走４馬身差完勝は素晴らしい内容だが、1200ｍ戦初に加え、マイル戦(アーリントンＣ)での差し以外は勝ち実績が全て逃げである点が不安でならない。
たしかに鞍上はこの上ない者だが、馬の脚質面を考えると少なくとも今回有利と言えないはず。
それでも鞍上が本気を出せば岩田の馬を倒せる可能性が最も高いのは同馬と同ジョッキーであることから、鞍上込みで単穴とした。

△スマートオリオン
前走が好枠順・好調子からの連闘挑戦での勝利であることから、当初「今回は上積み薄い」と軽視していたが、こと脚質面で中団前で折り合って競馬ができることが今回は強みになると推察できるからには、たとえ勝てなくても馬券対象にすべり込める可能性は高いと判断して複穴とした。

Ｘハクサンムーン
逃げるのが同馬であることは大方の予想するところ。
しかしながら、今回のメンバーを見ると、完全に同馬のマイペースで競馬ができるとはとても思えない。
この根拠が同じ立場に近いレディオブオペラ(藤田)の存在で、ドバイウィークのこの日にまさか同馬をスイスイ行かせるようなマネは常の彼の言動(暴露本における自身のレース信念)だけでなく馬主面からも考えられない。
おそらく藤田は、最悪でも酒井を利用して勝ちを狙いに行くためにイヤでも番手以下には位置取らないと推察できるからには同馬の逃げ切りなど有り得ないと判断せざるを得ないので消し馬とした。

Ｘサクラゴスペル
当初は最大の穴馬と目していたが、鞍上が松山くん予定という現状では、さすがに先輩ジョッキーたる横山典の存在が際立ってしまう。つまり、同馬の好走を考えることはイヤでも横山典の馬の好走まで考慮せねばならず、松山くんの好走は条件付きとなってしまうのが何より懸念材料である。
よって、穴目として同馬に期待しつつも、△馬の勝ち負け必至となるからには今回は消し馬にせざるを得なくなってしまった。

※その他は･･･
同じく差し脚を活かしたレースをするレッドオーヴァル(川田)や最高に展開が向いた際のサンカルロ(吉田豊)が伏兵に挙げられるだろう。
ただし、さすがにそこまで番手以下や中団位置取りする馬の騎手たち(岩田・ﾃﾞﾑｰﾛ・内田博…加えて横山典まで)がペースを読み誤まるとは思えないため、「逃げおよび逃げに絡む先行馬たちを利用する馬が最も有利」と予想した次第。
とどのつまり、騎手における名手と凡人の差は、如何にペースを体感して正しい脚の使い方を馬にさせられるかであり、これはただ単に経験を積んだだけでは絶対に体得できない一流とそれ以下の境目である。
二流でも決め打ちはできる。その上手さなら横山典も国内では一流として名前を残せる存在であるが、競馬学校が世界で通用しないのは、決め打ちはできても臨機応変の対応力(ペースを体感してムダな脚を馬に使わせない判断力と制御力)で劣っているからである。
また、現在の中央競馬はレースが増えたことで単純な騎乗経験は増えたものの、騎乗数をこなすのに汲々として個々の馬の気性を把握するという騎手個人の洞察力が停滞してしまったのが、海外レースにおいて日本馬に外人を起用せざるを得ない最大の理由だろう。

今週はドバイでレースが行われるが、やはり注目すべきは日本人騎手たち４名の結果がどうなるかである。特にジャスタウェイがどうなるか大いに興味を持って見たいと思う。【馬の能力で勝つしかないことは言うまでもないが！】
03/28 18:52

クライスト教授 予想歴35年 回収率250％	騎手の実力を最も重視。ここに調教師・生産地レベル・馬の脚質を絡めて予想。　総拍手獲得数：4226 過去のベスト予想 　札幌記念2014 ◎ハープスター○ゴールドシップ 38拍手 19,780円
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